記事「ポエム」 の 検索結果 3136 件
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人守唄 ~子守唄に非ず幽けき風に 呟けるは 忘れがたき 人守唄 遥けき姿 想いいずる 忘れがたき 愛し人よ 雲の影に よろめきつ 見つめるは 風の往く方 星の白に 囁く..
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いつか・・・一日が 西に暮れるように 花は 散りゆくように 涙は いつか枯れてゆくから 哀しみは いつか果てていくから 雲が 永遠に尽きぬように 花は ..
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いつだって東の空が 瞬き始める 水平線が 朝になる 寄せては返す 波濤がざわめいて ひらがなみたいに 優しく弧を描く 見えない風が 走り抜けていく 一粒の光 残して ..
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心守人~こころ・もり・びと~伏しがちな目を まっすぐ上げればいい 目を大きく開いて 腕を大きく開いて 風に舞う夢の種を その胸に抱けばいい 涙の色に 染まりそうなときは あの白い雲に ..
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時計代わりに季節の移ろいを 花の色が知らせるように 蝉しぐれに雪崩れながら 今日一日を思う 記憶の片隅に 爪で傷をつけるみたいに 雲にかすむ夏の月に ふと溜息でキスをした ..
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焼け残りの月 ~MOON Spin-off Version~擦り切れた風の形を真似した 雲の列が 月の光を映している 遠回りしているみたい そう感じてる都会 夜の静けさの中で 思い出してね 忘れないでね 手を伸ばせば..
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月影を纏って ~MOON Final~夜空を見上げて 身じろぎもせずに一人 夜の帳の汀で 月影を纏う 失うことから 始まることもあるのだと 冷たい光がそっと 耳元で囁く 見せかけではない 本当..
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有明月 ~MOON #4~有明の月 眺めながら 今日の一日を思う どれだけの言葉を紡ぎ 誰の心に触れるのか 透明な白 纏いながら 朝日に滲んでゆく 藍色に染まる雲が か細い風にたなびく ..
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十六夜 ~MOON #3~十六夜 月に 願いをかけたいのに いつまでたっても 通わない心 十六夜 月に 答えがあるのならば 進まない心 待ちぼうけ ためらうことが もしも罪..
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白道 ~MOON #2~人知れず 通い道 誰もいない ひとり 絹越しに 見るような 朧にかすむ月 滔々と 下る河 星の煌めきのよう ちらちらと 音を立てて 足元に寄せる波 ..
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星食 ~MOON #1~星がそっと隠れるように あなたの背中にもたれる わたしは小さな星 あなたは月 やるせない思い 身を削られるような それでもわたしは 背中に寄り添う ..
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想い、重ねて (Memorial Writing 500)天翔ける想いは まるで砂粒 息を殺して 指を伸ばして そっと そっと 掘り出す 夢馳せる想いは まるで星屑 眼を見開いて 風をよけて そっと そっと ..