記事「ポエム」 の 検索結果 3136 件
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アクセルを踏み込んで窓の外 飛び去る 懐かしい景色を見れば あの日の思い出が ぼくとすれ違う いつくもの笑顔と 物憂げなあの仕草 アクセルを踏む足が ふと 少し戻された ためらいを..
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晩秋のしじま冷たい風は晩秋の装い 煌めく街の灯り 瞬く星が風の中息をつく やがて雪となり降るのだろう コートの襟を 掻き合わせながら ガラス越しに見る 水族館みたいだ ..
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Tonight ~水の音を抱きながら~Tonight 星が 音もなく降り注ぐ この町の片隅に Tonight 夢に 手招きをしてみよう 肌身離さない御守りに もしも明日が 雨の朝でも いつもより..
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Ballade ~ending~二人の別れは バラードの中 歩道の岸辺で 離れ行く二人 涙じゃなくて 微笑みにしよう 明け染める東の空 手を放した二人 もしもこの別れが 運命の定めだとしても..
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Ballade ~beginning~二人の出会いは バラードの中 歩道の岸辺で 寄り添った二人 明けては暮れる 毎日の波 揺られるようにして 寄り添った二人 もしもこの出会いを 運命が定めていた..
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ぼくが君の季節になろう秋の形をした風 衣替えの並木 街角のカフェに届く 影さえも 君の形をした部屋 大好きな風景 額縁越しの景色も 君色 明日が不安で眠れないときは 昨日を振り..
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きっといつか物憂げな眼差しが ショーウィンドウに映る 夜の街にふさわしい 華やかな光を背に もしかしたら このまま 遠くへ行きそうで 寂しい気持ち 風に乗り ぼくを包もう..
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あなたのためにいまさらのようだけど あなたのために なにができるだろうと 思い巡らしている 通り過ぎた月日と 季節の向こう 遠い時空を超えて できることはあるかと 今のぼくに..
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琥珀ベンジャミンの葉陰 その向こう側 うずくまる子猫みたいに 夜風が渦を巻く わずかに開けた窓 その向こう側 一枚の絵画みたいに 夜景が息をつく 物語はこれから始ま..
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透明な風秋の透明な風が 曲がり角で佇んでいる ぼくは夏の陽炎見てる気分で 少し離れて眺めてる 昨日の夢の名残に 追いつけないそんな夜は 誰だって暖炉の火が恋しくなるよね 夢をあぶりだ..
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空蝉 PartⅡ空蝉 遠く山々を望み 風さえ 拠り所とせず 残り香 宵闇にゆらりそよぎ 篝火 夜にうずくまる わたしが残せるものは 記憶のかけらと 一筋の涙の跡 まるで蝉..
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君の心に・・・小さな石を投げた 波紋が足元に寄せた こんなふうに簡単に 君の心に波紋を 作れたらいいのに 手を伸ばしたくても どうしてもためらってしまう 伸ばしさえすれば き..