記事「人生」 の 検索結果 25687 件
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年配の方々もさらに若々しい気概で人間の心はこわいものだ。生死の際に直面した時、富や名声は、いかなる力も発揮しない。そして人間は、その時、限りなく勇敢にもなれば、醜悪にも、卑しくもなるものだ。真実の紳士、真実の男性とは、地位や格好で..
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後輩の成長をうらやむ人間の感情はさまざまに表れる。そして、たしかに「天真爛漫に現れる場合、つねに或る美しさをもっている」ものだ。しかし嫉妬は違う。それは「自分を高めようとする」方向に働くのではなく、他を貶めよう、「自分の..
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鍛えぬかれた内面の美しさ私も、これまで内外のたくさんの人々とお会いした。そのなかにあって、人格と教養の美しさがにじみでる人がある。逆に、表面的な美しさのみで、内面の輝きがなく、深さも品格も感じられない人もいる。 鍛えぬか..
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惰性や老化の始まり人間とは本来、高い自己完成、人間革命をめざして永遠に努力していくべき存在である。自分自身が向上心を失ったところに、惰性や老化が始まる。また文句や愚痴を言っている人には感激がない。自らの生命をしだいに暗..
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哲学とは知恵を研究すること”一人立てる時強き者は真正の勇者なり”とはシラーの言葉だが、自分の信念に忠実な、誠実の人生こそ幸福であり、ここに価値ある人生の究極の尺度があると私は信じている。さらにデカルトは情念論の結論として”人生..
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最後の一瞬まで建設の連続で北斎(葛飾北斎)は死を前にして「あと五年の寿命をあたえられれば」との無念の思いを吐露したという。創造に生きる人は、どこまでも、現状の自身を”未完成”として、余念なく一筋に修行の駒を前に進める。後世の..
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「老い」を人生の「円熟」「完成」にたしかに人は、人生の豊かな年輪を刻むにつれて、人間としての深さ、美しさがにじみ出てくる。青年には何となく未熟さからくる”若さ”があるが、年配になると円熟して、我欲も消え、本当にすがすがしく美しい姿だと..
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生涯不滅の希望を持てる人こそ「人生には、希望がなくてはならない。いや、あらゆる人が希望のなかに生きているのではなかろうか。もし希望のない人生に生きている人がいるとすれば、それは敗残者である」と、よく私ども青年に言われていた。..
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「慈悲」の語源池田:「慈悲」の語源についても触れておきたいと思います。「慈」と「悲」はもともと別の語であり、語源的にいえば、「悲」は「同情」「思いやり」「優しさ」を意味します。このような原義を踏まえ、インドの著名な..
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人間を手段にするのか、人間を目的とするのか池田:カントは「汝は汝の人格ならびにあらゆる他人の人格における人間性を常に同時に目的として使用し、決して単に手段としてのみ使用しないように行為せよ」(『カント全集理想社)と述べました。 人間を手段..
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長い人生を通して行動してきたことホフライトネル:ガルシア・ロルカの作品は、私もとても気に入っています。また、カスティーリャ地方出身の詩人、アントニオ・マチャドも印象的です。私はビルバオで生まれ、ビルバオで育ちましたが、私のルーツがカ..
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お互いに助け合ってモウラン:人間の心ほど、変えがたいものはありません。同時に人間の心は、非常に不安定です。その感情は絶えまなく変化しています。 心の「悪」との戦いに勝つために、私たちには「執念」と「粘り強さ」が..