記事「船戸与一」 の 検索結果 108 件
-
『午後の行商人』午後の行商人 (講談社文庫)作者: 船戸与一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2020/02/07メディア: Kindle版内容紹介 カメラマンを目指し、メキシコを旅する香月哲夫は、ある夜、暴漢に..
-
知らない世界船戸与一『砂のクロニクル(上・下)』読了。 大長編だが、長さを感じさせない。つい先だって亡くなった船戸与一先生だが、ほとんどこれまで読んでこなかったのじゃないか。すごく面白くて、世界には..
-
蝦夷地別件(船戸与一)「蝦夷地別件」は、アイヌ民族の存亡をかけて戦う男たちと、その過酷な運命を描いた話。歴史的には「クナシリ・メナシの戦い」といわれ、百科辞典には次のようにあった。1789年(寛政1)5月、国後島と..
-
グラスホッパー(伊坂幸太郎)体は縦形にやや平たい筒形で、褐色型と緑色型の両型をもつものもあるが、概して生息環境の背地に同調する同色性を示すものが多い。頭部は大きく、縦卵形またはショウリョウバッタAcrida chinereaのよ..
-
かくも短き眠り(船戸与一)私が船戸与一の本を読むようになったのは、相棒に紹介してもらった「虹の谷の五月」がきっかけである。2冊目は「メビウスの時の刻」、そして3冊目が本作という訳だ。シチュエーションは、チャウシェスク亡きあとの..
-
夜のオデッセイア~旅の行程夜のオデッセイアの最終回である。オデッセイアの通った道と舞台を見てみよう。 まず、全体図を見てみよう。舞台はハートフォードから始まる。ハートフォードはコネチカット州だ。そこからアリゾナ州フェニッ..
-
夜のオデッセイア~地底に向かいし影のために夜のオデッセイア、最終章である。 財宝の隠し場所に辿り着き、首尾よくお金の在り処を発見するが、そこにはCIA、モサド、マフィアも集まってきた。次々に仲間は倒れ、ついには物語の最初と同じく「おれ」..
-
夜のオデッセイア~湖畔に集いし影のために舞台はマイアミからニューオーリンズに移る。 ウィンディ・ハッサンから預かった手紙を求めて、ダヴァル・アズイード、アル・マイヤー、ライザ・デヴォス、ドミンゴ・マッテスが周囲に現れる。オデッセイアは..
-
夜のオデッセイア~波濤を渡りし影のために第二の譜では舞台がニューヨークからマイアミに移る。 なぜこのような移動をしたのか、ぼんやり読んでいるだけでは意味がわからない。しかし、小説内に出てくる黒人暴動を読んで「もしかして、これは実在の事..
-
夜のオデッセイア~夜に来たりし影のために八百長試合の後に絡んで来たウイスキー・ジョーとブランデー・ジョーの2人がオデッセイアに乗り込み、次から次へとオデッセイアに人が集まって旅が始まった。 ニューヨークに移動し、かつての恋人であった志..
-
夜のオデッセイア~序 酒精に溺れし影のためにこのシリーズは「夜のオデッセイア」を取り扱う。オデッセイアとはギリシャ叙事詩における放浪者オデュッセイアのことである。 トロイア戦争での勝利からの凱旋で、途中で捕らわれ漂泊の旅を10年間続けるこ..
-
伝説なき地 伝説なきが如くすべてが瓦礫の下に埋もれた、涸れた油田地帯。雨季が終わり、各国の資源に対する思惑が入り乱れ、共同で掘削事業が始まる。 日本から派遣された鉱山技師、川路範夫は涸れた油田地帯の生き残り200人が押し..
- 前へ
- 次へ