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青空文庫」 の検索結果 409 記事
日本橋あたり 長谷川時雨 青空文庫より〜  その時分、白米の價あたひが、一等米圓に七升一合、三等米七升七合、五等米八升七合。お湯錢が大人おとな二錢か一錢五厘といふと、私は、たいした經濟觀念の..
花火と大川端 長谷川時雨 青空文庫より〜  花火といふ遊びは、金を飛散させてしまふところに多分の快味があるのだから、經濟の豐なほど豪宕壯觀なわけだ。私といふ子供がはじめて記憶した兩國川開きの..
大川ばた 長谷川時雨 青空文庫より〜  大川は、東京下町を兩斷して、まつすぐに流れてゐる。  その古の相貌は、まことに美しい潮入り川で、蘆荻ところどころ、むさしの側は、丘は鬱蒼として、下總..
佃のわたし 長谷川時雨 青空文庫より〜 暗やみの夜更よふけにひとりかへる渡わたし船ぶね、殘月ざんげつのあしたに渡る夏の朝、雪の日、暴風雨あらしの日、風趣おもむきはあつてもはなしはない..
 青空文庫版で「真珠抄」を読み始めた。先ずは序言からー <印度更紗の言葉  心ゆくまでわれはわが思ふほどのことをしつくさむ。あ りのまま、生きのまま、光り耀く命のながれに身を委ね ..
銀座街頭 三好逹治 青空文庫より〜  この三月いつぱいで東京都の露店はいよいよ姿を消すことに結着した。ひとしきり歎願運動や署名運動で揉みあつてゐたのもつひに効果がなく、費用をつぎこんだだ..
新古細句銀座通  岸田劉生  青空文庫より〜 おもいで(一)  私は明治二十四年に銀座の二丁目十一番地、丁度今の服部時計店のところで生れて、鉄道馬車の鈴の音を聞きながら..
丸善と三越 寺田寅彦 青空文庫より〜  子供の時分から「丸善まるぜん」という名前は一種特別な余韻をもって自分の耳に響いたものである。田舎いなかの小都会の小さな書店には気のきいた洋書などはもと..
銀座アルプス 寺田寅彦 青空文庫より〜  幼時の記憶の闇やみの中に、ところどころぽうっと明るく照らし出されて、たとえば映画の一断片のように、そこだけはきわめてはっきりしていながら、その前後が..
神田を散歩して 寺田寅彦 青空文庫より〜  あるきわめて蒸し暑い日の夕方であった。神田かんだを散歩した後に須田町すだちょうで電車を待ち合わせながら、見るともなくあの広瀬中佐ひろせちゅうさの銅..
武蔵野 山田美妙 青空文庫より~②              下  夜は根城を明け渡した。竹藪たけやぶに伏勢を張ッている村雀むらす..
武蔵野 山田美妙 青空文庫より〜①      上     この武蔵野は時代物語ゆえ、まだ例はないが、その中の人物の言葉をば一種の体で書いた。この風の言葉は慶長ごろの俗語..
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