記事「おじさん図鑑」 の 検索結果 116 件
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おじさん図鑑『二人に一人』 今や日本人の死因のトップは男女ともに「がん」だそうだ。ただし、がんにかかったとしても、昔と違って難治の病ではなくなっている。完治する場合もある。 とはいえ、現代日本では..
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おじさん図鑑『スマホでパチリ』 知人の息子夫婦の話・・・夫婦がささいなことでケンカになった。言い争いが熱を帯び、妻は容赦なく夫を論難した。その時、何を思ったか夫がスマホを取り出し、妻の〈怒り顔〉を写真に撮..
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おじさん図鑑『能力保持』 「認知症になったらどうしよう」とよくいわれる。が、不安を先取りして心配しても仕方がない。それに、仮に認知症になったとして、本人はその自覚からほど遠い世界に行ってしまうのだから、ど..
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おじさん図鑑『つれづれなるままに』 某有名観光地で、高台の遊歩道を歩いていたら、「近道」と看板にあった。そこには茶店があり、眼下に広がる景色がすばらしい。思わず息をのむほどの眺望が開けている。おじさんたち..
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おじさん図鑑『国家的イベント』 オリンピックや万博など大がかりなイベントが、来年以降に控えている。誰が言い出しっぺかは知らない。たぶん特権的な地位にいる一握りの人たちが、戦後昭和の夢よもう一度(もちろんお..
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おじさん図鑑『え?』 晩方、公園の中をおじさんが家路を急いでいると、横合いを歩いていた年配者がいきなりこう言った。 「おとうさん!背筋が真っすぐで姿勢のいい歩き方だね。トシのわりには足も速いし、な..
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おじさん図鑑『ナイショ』 ある評論家から聞いた話。「飯田蛇笏の息、龍太が・・・」と書いたら編集者から電話で間違いだとクレームが付いたそうだ。 「俳人の飯田蛇笏は分かりますが、”イキ”って何でしょう..
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おじさん図鑑『本の誘惑』 加齢とともに読書量が激減した。目が弱ってきたのが一番の理由で、集中力の衰弱も加わる。結果、一冊の本を読了するのに何日もかかってしまう。ところが読みたい本は次から次へと出てくる。限..
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おじさん図鑑『おぞうに問題』 小学2年生を受け持つ先生から聞いた話。 正月休みが終わり、みんなが教室に集まった日、彼女が子どもたちに言った。 「みんなお雑煮をたくさん食べてきましたか」 ..
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おしゃべり広場 ブログ更新案内『引きずる』 「もう死んだ人はかえってこないし早く忘れなきゃ、って思っているけど、なかなか忘れられないの。いつまでも引きずったらダメよね」 五十代で夫に死に別れた知人が、おじさんに切なそ..
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おしゃべり広場『日本標準』 関東の某市で観光振興のため、昔の家屋や市電を買い付けた、とのニュースが放映された。市長が登場して「地域のアドバンテージに資する」云々と語るのを見たおじさんは首をかしげた。ここで「..
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おじさん図鑑大きな事故に遭遇して助かったり、せい惨な事件現場で九死に一生を得た人が、その恐怖の体験を語るテレビニュースには、つい見入ってしまう。興奮や震えが止まらない当事者の語り口は、緊迫した臨場感をそのまま伝..
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