記事「クッツェー」 の 検索結果 6 件
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「恥辱」J.M. クッツェーノーベル賞賞受賞者で、ブッカー賞2回受賞作家の代表作。 大学教授の転落を描く。原題は「Disgrace」。 舞台は南アフリカ共和国。 主人公は教授デヴィッド・ラウリー52歳。..
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「タタール人の砂漠」~待つだけの人生に希望は訪れるか?ちょっと前にこのブログでとりあげた南アフリカのノーベル賞作家、J・M・クッツェー。彼の「夷荻を待ちながら」という文庫をネットで購入しようとしたとき、今回読んだ小説のことを知った。細かなことは忘..
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「観光」~日本人にも通じるアジア的“切なさ”がいい。近年、英語圏ではない国の人が英語で書く小説が注目されているらしい。(特にアジア圏の英語作家が新鮮?)生まれがアフリカでアメリカで育った人や、英国で生まれて両親の母国のアジアで育ったなど素性はい..
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「夷狄を待ちながら」~帝国に必要なのは正義よりも敵国?この前読んだJ・M・クッツェーの「マイケル・K」がけっこうツボにはまったので、続けて彼の作品を買って読んだ。こんどトライしたのは「マイケル・K」の3年前、1980年に書かれた「夷狄を待ちながら..
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「マイケル・K」~制度を外れた人間に残された意味と価値。南アフリカというとボクなんかには馴染みのない国で、2010年にワールドカップが開催されたということくらいしかパッと思い浮かばない。でもボクも知らなかったことだが、日本は昔から南アフリカと貿易が..
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夷狄を待ちながら/クッツェー夷狄(「いてき」と読むのだよ)を待ちながら/クッツェー 「Waiting for the Barbarians」と原題にあるから,訳者が意図的に「ゴドーを待ちながら」にかけたわけではなく,作者自身が..
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