記事「シアターコクーン」 の 検索結果 97 件
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人格が崩壊するブランチの哀れさに涙~シアターコクーン「欲望という名の電車」12月24日、シアターコクーンでテネシー・ウィリアムズ作、小田島恒志訳、フィリップ・ブリーン演出、Bunkamuraプロデュース「欲望という名の電車」をシアターコクーンで観ました。主人公のブランチに..
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小川絵梨子演出/S・V・ホルム演出『令嬢ジュリー』(2017年3月30日・9月16日)小川絵梨子演出『令嬢ジュリー』@シアターコクーン(2017年3月30日) Staffan Valdemar Holm演出《 Frøken Julie 令嬢ジュリー》@コペンハーゲン、デンマ..
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リチャード・トワイマン演出『危険な関係』@シアターコクーン(2017年10月19日)一番気に入ったのは鈴木京香のメルトゥイユ。男に支配されないために自分が支配する側に回ろうという過剰さが、最初一瞬誰かと思うくらいの濃い化粧にも反映。もはや仮面風味に見えた。悲鳴まで含めた声の揺れ。自..
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串田和美演出『24番地の桜の園』@シアターコクーン(2017年11月20日)ドアや窓、「邸」の断片がどんどん動き、空間は同じ形にとどまらない。人々を縛り付ける「ロシアの貴族の館」の重みはここにはほぼ存在しない。そしてこの浮遊する邸の断片とともに右に左にとうつろう登場人物たち..
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シディ・ラルビ・シェルカウイ演出『PLUTO プルートゥ』@コクーン(2018年1月13日)現在使える舞台技術が新旧たっぷり投入され、時事的でありながら普遍的な要素を多分に持つ骨太な物語を丁寧に描く。初演からかなり完成度が上がり印象が変わったそうで、再演の甲斐ある名作に。最初観る予定にして..
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栗山民也演出『ヘッダ・ガブラー』 @シアターコクーン(2018年4月13日)レェールボルク(池田成志)とテア(水野美紀)の「子」である共著原稿を焼く瞬間、ヘッダの寺島しのぶがベーコンの叫ぶ教皇みたいに見えた。強烈だった。父の娘か、誰かの妻。自分ひとりで名乗れる生き方の選択肢..
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フィリップ・ブリーン演出『欲望という名の電車』@シアターコクーン(2017年12月15日)唐突ですが、少し前に「あとちょっと書き足そう」状態で発掘されたので、ちょっと手直しして出すだけ出しておきます。映像が出たらそれを見てちょっと確認していたら……と思っているうちに4年半も経ってしまった..
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ジョナサン・マンビィ演出『民衆の敵』@シアターコクーン(2018年12月10日)諸事情あり、少しだけ遅刻してしまったのだが、席に着いた瞬間、まずポール・ウィルスによる装置に一目で魅了された。壁一杯に張り巡らされた水道管は、水質汚染問題の核心。良くも悪くも情報も病気もすぐに全体に..
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マシュー・ダンスター翻案・演出『オイディプス』@シアターコクーン(2019年10月17日)「疫病におびえるテーバイ」がああいうシェルター風になるのはまぁ分かる。汚染は病気?放射能?人間自身の愚行のせいで、人が生きられる空間が限定されてしまっている世界。コンヴィチュニー演出《サロメ》を思..
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白井晃演出『ボーイズ・イン・ザ・バンド』@シアターコクーン(2020年7月22日)すごく時間がかかってしまったけれど、7月に観た『ボーイズ・オン・ザ・バンド』について。また、9月末には、Netflixで映画版がオンエアになるとのこと。ここで挙げたようないろいろなポイントについてぜ..
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フィリップ・ブリーン演出『夜への長い旅路』@シアターコクーン(2021年6月28日)*いろいろバレているので、ネタバレ忌避派にはおすすめしません。 2017年の『欲望という名の電車』が衝撃的だったフィリップ・ブリーン演出。2019年の『罪と罰』はいまひとつピンとこなかった。..
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松尾 スズキ シブヤデアイマショウ 東京 2021年4月 COCOON PRODUCTION日程:4月18日+ 開演:18:30+ チケット:先行抽選 受付開始前(3月14日~3月16日) 5,500円+詳細関連情報 「シブヤデアイマショウ」 このイベント関連の情報をこちらにまとめました、記..
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