記事「スサノオ」 の 検索結果 272 件
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銅鐸の魅力 4 鹿の強い霊力(承前) 一方「占い」ではありませんが「播磨風土記」には鹿についての大変珍しい伝承が残されています。それは讃容の郡の冒頭に置かれた次のような記事です。 讃容(さよ)という所以は、大神(伊和大..
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宇佐の黄金伝説 9 百済王が宮内卿に(承前) 閑話休題--。黄金の献上で天皇の信頼をますます篤いものとした百済王・敬福は従三位(じゅさんみ)を授けられ、宮内卿兼河内守という要職に任じられました。(従三位という位がどれほどスゴイかと言..
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宇佐の黄金伝説 5 九州と海の神様(承前) もし、日本書紀の言う通りだとすると話しは更に込み入ったことになります。と言うのも、旧HPオノコロ・シリーズの忠実な読者なら覚えているように、宗像三神は須佐之男(すさのお)の子供であり、多..
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高良と竹内宿禰 5 神々の変遷(承前) この「玉」という言葉は容易に「魂」を連想させますが、記紀神話でもお馴染みの神々の名前にも「玉」や「魂」は頻繁に現れます。例えば欽明朝に「田令(たつかい)」として、備前国児島に赴任したとさ..
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高良と竹内宿禰 4 玉垂神の実像は(承前) 聖武天皇が宇佐神宮を伊勢と並ぶ「第二の宗廟」と捉えた背景には、上で見てきた具体的なご利益が在った訳で、その八幡神の社を「宗廟」とするからには、当時の朝廷には八幡の神を帝室の「祖先」である..
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神々の系譜 6 息長氏と三上氏(承前) ただ、一方で、 須佐能男命--(中略)--天之冬衣神--大国主命-- 鳥鳴海神--国忍富神--(中略)--遠津山岬多良斯神 の系譜が古事記に明記されている点を考慮すると、元..
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神々の系譜 3(承前) この神々は八島牟遲能神の娘・鳥耳神と大国主との間に生まれたとされる子と孫ですから、明らかにスサノオ・オオクニヌシ系列、つまり出雲系の神様なはずなので、ここでお話が「鏡」シリーズに出てくる..
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神々の系譜 2 鳥鳴海と国忍富(承前) 何分、カミサマ方の間の出来事なので筆者のような凡夫には到底理解しがたい部分もあるのですが、細部には拘らず古事記が伝える神話を素直に読めば、幾つかの事柄が明らかになってきます。それは、 ..
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神々の系譜 1 オオクニヌシの妻古事記等の云う所によると『高志(こし)の八俣の遠呂智(オロチ)』を退治したスサノオは、大山積神の孫にあたる櫛稲田比売と結ばれますが、一方ではスサノオの五世孫であるとされる天之冬衣神が刺国若比売と..
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金太郎と大王 4 カリは「カル」なのか(承前) ヤマトタケルが妃の許に置き忘れた草薙剣は、もともと須佐能袁尊(スサノオ)がヤマタノオロチを退治した折に、大蛇の尾の辺りから「発見」したもので、古事記は『都牟刈(ツムガリ)の大刀』、書紀は..
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3人のアーティストにより熱田神宮に響いた八雲琴と歌声、そして草薙剣の伝説熱田神宮に響いた八雲琴と歌声、そして草薙剣の伝説 熱田神宮での素敵な奉納。 松浦千代子さんの八雲琴が五十鈴川に響き渡りました。田中文枝さんの語りで草薙剣と日本武尊の神話に触れました。吉村..
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鏡とピンク石 5 応神帝の藩屏(承前) 大王として特に顕著な実績を持たない応神帝が帝室で重きを為すに至った背景には、母親の大活躍という「神話」の存在もありますが、ほぼ一世紀近くの時間を置いて、再び大王位を巡って後継者争いが起こ..
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