記事「ノンフィクション」 の 検索結果 2068 件
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ユン・チアン「ワイルド・スワン」感想狂乱の世に生き残るにはユン・チアン(11952〜)の祖母(1909〜1969)、母(1931〜)と ユン・チアン本人が体験した中国での生活を綴ったお話だ。 中国の歴史的背景として、 ・清朝が倒れる ・軍閥による支配 ・国..
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清武英利「石つぶて」感想外務省の機密費事件清武さんの本は、ノン・フィクションという形だそうだが、 本に出てくる人々が生き生き描かれている。 取材した記事を読者にわかりやすく通読できるだけの文章力はさすがである。 この「石つぶて」も、主人公の..
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清武英利「奪われざるもの」感想ソニーのリストラ社史清武さんは、ソニーの社史、それも、リストラに焦点を 合わせて取材し本にしている。 ソニーと言ったら、井深、盛田が築いた町工場からの躍進の印象が強い。 事業を拡張しすぎて、採算性の悪い事業が出始めた。..
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清武英利「プライベートバンカー」感想シンガポールの富裕層優遇政策に乗っかる人々舞台は、シンガポール。 シンガポールの、富裕層を呼び込む政策により、 「プライベートバンカー」が成立するそうだ。 ・永住権の取得 資産次第 ・税金が日本ほど高額ではない ・債権も、信用取引ができる ..
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清武英利「トッカイ」感想バブル後の住専が貸し付けたお金の回収清武さんは、この「トッカイ」で、バブル後の、 住専が貸し付けたお金の回収にスポットを当てた。 読み手の能力の有無に左右されず、なるほどと唸らせる 文章を書いてくれるので、安心して読んでいける。 大..
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清武英利「巨魁」感想巨魁とは、渡邉会長のこと清武さんが巨人軍の球団代表のときの実体験清武さんは、読売新聞の記者から巨人軍の球団代表。 「巨魁」は、その巨人軍の球団代表のときの実体験談。 「巨魁」とは、読売新聞会長の渡邉会長。 清武さんが球団職員たちと、巨人軍の改革を推進すればするほ..
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清武英利「しんがり」感想山一證券の自主廃業・顛末記山一證券の自主廃業。 その際、社内調査、会社の清算などに携わった12人の物語。 主人公は、嘉本隆正。業務監理本部長。 読書が趣味で、お酒は飲めない、ゴルフはできない、麻雀もできない。 1997年4..
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井上理津子「夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books」感想猫本屋の開店ノウハウ満載キャッツミャウブックス Twitter ができるまでをノンフィクションライターの井上理津子さんが取材。 夢の猫本屋のキャッチフレーズ; 「猫本屋」「猫店長がいる」「保護猫活動に寄与」 ・本屋を始め..
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マイケル・ルイス「世紀の空売り」感想リーマンショック新型コロナウイルス 昨今、新型コロナウイルスで株価が下落している。 その下落については、リーマンショックのときのことが 新聞などで比較の対象となることが多い。 リーマンショック この本は、リーマンシ..
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2449 だれかと語り合いたい本 アメリカの長編『ザリガニの鳴くところ』(調整池の朝) 今日は2023年12月30日。年々、読書量が減っていることを身に染みて感じている。今年最後ともいうべき本を読み終えた。アメリカの女性の動物学者、作家が書いた小説だ。ディーリア・オーエン..
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「棋士・その世界」中平邦彦将棋といえば最近は藤井聡太さんの活躍でなにかと話題です。 さて、将棋界とはどのような世界なのか。 そして棋士とはどのような人たちなのか・・・・。 この本が出版されたのは昭和49年。 な..
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「死ぬ瞬間の5つの後悔 ブロニー・ウェア著」死ぬ時に後悔のない人間なんていないのかターミナルケアに従事し、たくさんの 最期を看取ってきた彼女が、患者から 生きてきた上での後悔を聞き記した著書。 死ぬ間際の人に人生の後悔を聞くの だから、この著者はどんな人やねん!と ..