記事「ルネッサンス」 の 検索結果 1544 件
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新「この一曲」(44) ロバート ホワイト 「エレミア哀歌」ロバート ホワイト(英1538-1574)は、トーマス・タリス(英1505-1585)より少し後の作曲家で、ヘンリ8世からエリザベス1世に変わる、丁度、宗教改革によってカトリックからプロテスタント..
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新「この一曲」(43) ラッスス 「レクイエム(5声)」ラッスス(フランドル1532-1594)のレクイエムも素晴らしい。 ラッススのポリフォニーには、ナチュラルな美しさがある。 湧き出る泉の音をいつまでも聞いているような魅力がある。「レクイエム(5声..
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新「この一曲」(42) ラッスス モテトゥス「シオンよ、救い主をたたえよ」「シオンよ汝の救い主を讃えよ」Lauda Sionは、グレゴリオ聖歌のセクエンツィア(続唱)の一つ。 この曲をベースにラッスス(フランドル1532-1594)が作曲した6声部のモテトゥス。 もとの..
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新「この一曲」(41) ラッスス モテトゥス「音楽は神の贈り物」ラッスス(フランドル1532-1594)は、パレストリーナとともにルネッサンス・ポリフォニーの完成者といわれる人である。 「音楽は神の贈り物」は6声部のモテトゥスであるが、ポリフォニーに深みがあり、..
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新「この一曲」(40) パレストリーナ モテット「鹿が谷川を慕うごとく」「バビロン川のほとりで」パレストリーナ(伊1525-1594)の代表的なモテット。 詩篇42、詩篇137に基づくものであるが、バビロンの捕囚など、イスラエルが破壊され、旧約の神に見放されてしまう絶望の時期の詩である。..
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新「この一曲」(39) パレストリーナ 「スタバトマーテル」「スタ-バト・マーテル」はペルコレージが有名だが、パレストリーナ(伊1525-1594)のこの曲も美しい。 カトリックのミサの言葉が不明朗といわれた多声音楽を、言葉がよく聞き取れるようにという要請も..
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新この一曲(38) パレストリーナ 「教皇マルチェルスのミサ」この曲は、ルネッサンス後期の大作曲家パレストリーナの代表作。 ルターの宗教改革でドイツ語による「コラール」が生まれ独自の教会音楽が育ってゆくなか、カトリックのミサの言葉が不明朗といわれた多声音..
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新「この一曲」(37) シェッパード 詩篇モテトゥス「僕らよ、主をたたえよ」ジョン・シェッパード(英1515-1558)は、タリスやタイと同時代に活躍したが若くして世を去っている。 タヴァナー、タイとともに「西風のミサ」のミサ曲を作っているが、他にも教会音楽家として多く..
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新「この一曲」(36) ローレ マドリガーレ「軽やかな響きを生み出すカラムスは」チプリアーノ・デ・ローレ(フランドル1515-1565)は、ジョスカンの後継者であるとともに、ヴェネティアのヴィラールトの後継者でもある。 さらに彼は後続のモンテヴェルディに影響を与えている。 ..
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新「この一曲」(35) アントニオ・デ・カベソン 「ディファレンシアス」「 ティエント」アントニオ・デ・カベソン(西1510-1566 Antonio de Cabezon)は、モラレスなどとともにイベリア半島の大作曲家の一人。 フェリペ(カール)2世に仕えた盲目の宮廷音楽家でオルガ..
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新「この一曲」(34) クレメンス・ノン・パパ モテトゥス「父よ、我は天に対し」ヤコブ・クレメンス・ノン・パパ(フランドル1510-1555)は、フランドルの16世紀初頭のジョスカンから16世紀後半の大家ラッススをつなぐ一人。 本名は、ヤコブ・クレマンというが、教皇クレメンス7..
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新「この一曲」(33) アルカデルト マドリガーレ「白く優しい白鳥」ヤコブ・アルカデルト(フランドル1505-1568)は、アヴェ・マリアで有名だが、ヴェルドロとともにイタリアの多声世俗歌曲マドリガーレの成立に大きな貢献をした作曲家である。 イタリア気質をうまくとら..