記事「ルネッサンス」 の 検索結果 1534 件
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新「この一曲」(34) クレメンス・ノン・パパ モテトゥス「父よ、我は天に対し」ヤコブ・クレメンス・ノン・パパ(フランドル1510-1555)は、フランドルの16世紀初頭のジョスカンから16世紀後半の大家ラッススをつなぐ一人。 本名は、ヤコブ・クレマンというが、教皇クレメンス7..
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新「この一曲」(33) アルカデルト マドリガーレ「白く優しい白鳥」ヤコブ・アルカデルト(フランドル1505-1568)は、アヴェ・マリアで有名だが、ヴェルドロとともにイタリアの多声世俗歌曲マドリガーレの成立に大きな貢献をした作曲家である。 イタリア気質をうまくとら..
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新「この一曲」(32) タイ モテトゥス「全ての民よ、手を打ち鳴らせクリストファー・タイ(英1505-1572)は、タリスやシェッパードと同時代に活躍したオルガニスト・作曲家。 すでに「西風のミサ」、ミサ曲「シネ ノミネ」を取り上げたが、モテトゥス「全ての民よ、手を..
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新「この一曲」(31) タリス 「4声のミサ」タリス(英1505-1585)といえば、「エレミア哀歌」や数々の「モテット」が聞き応えあるが、「4声のミサ」も、4声の比較的シンプルなまとまりの中で快いハーモニーが展開する。ゆったりした流れに美しいさ..
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新「この一曲」(30) トーマス・タリス モテット「祭祀たちは食を断ち」、アンセム「If yeトーマス・タリス(英1505-1585)は、「エレミア哀歌」で有名である。 バード(英1543-1623)とともに、エリザベス1世時代、カトリックから英国国教会のために、ラテン語から英語を用いて音楽..
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新「この一曲」(29) トーマス・タリス 「エレミア哀歌」トーマス・タリス(英1505-1585)の「エレミア哀歌」は、ルネッサンス時代の英国における宗教曲の中でバードのミサ曲(3声、4声、5声)とともに特に美しいものとしてと知られる。 「エレミア哀歌..
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新「この一曲」(28) モラレス モテトゥス「より良き生活のうちに」「羊飼いたちよ、語れ」等クリストバル・デ・モラレス(西1500-1553)は、、モテトゥスにおいて素晴らしい曲が多い。 すべてに劇的な表現力と抑制の調和が実現されている。なかでも、「より良き生活のうちに」「羊飼いたちよ..
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新「この一曲」(27) ジャヌカン シャンソン「鳥の歌」「狩の歌」「女のおしゃべり」クレマン・ジャヌカン(仏1485-1558)はフランスの世俗歌謡シャンソンの作曲家であるが、言葉に鳥や動物の擬音や擬態語を取り入れるとともに、市民の日常生活を描写した歌を作り出していて、その独特でダイ..
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新「この一曲」(26) ニコラ・ゴンベール 「兎狩り」聖職者だったニコラ・ゴンベール(フランドル1495-1560)は、当然、モテトゥスなど宗教曲が多いが、ジャヌカンの「狩の歌」のような世俗の歌も作っている。 「兎狩り」がそれである。クレマン・ジャ..
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新「この一曲」(25) ニコラ・ゴンベール モテット「命半ばにわれら死ぬ」「ムーサたちよ嘆け」ゴンベール(フランドル1495-1560)は、ジョスカン・デ・プレの弟子であり、ジョスカンより不協和音などを積極的に取り入れた複雑なポリフォニを作っている。 モテット「ムーサたちよ嘆け」は、ジョ..
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新「この一曲」(24) ジャン・レリティエル モテトゥス「ニグラ・スム」ジャン・レリティエル(仏、伊1480-1552)はジョスカン・デプレの弟子である。 彼のモテトゥス「ニグラ・スム」は、パレストリーナが、それをもとにパロディミサ「ニグラ・スム」として作曲していること..
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新「この一曲」(23) W. コーニッシュ モテトゥス「スタバト・マーテル」W.コーニッシュ(英1465-1523)はルネッサンス初期作曲家。既に(22)で素晴らしい世俗曲を紹介したが、宗教曲であるモテトゥスも聞き応えのある作品を作っている。「サルヴェ・レジーナ」「キリ..