記事「ヴィパッサナー」 の 検索結果 102 件
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アーチャン・チャー「手放す生き方-タイの森の僧侶に学ぶ「気づき」の瞑想実践」(1)星飛雄馬/花輪陽子/花輪俊行訳 サンガ(2011/1/25)ISBN-10:4904507711●「気づき」を保ち、物事を「自然なまま」にさせておきなさい。そうすれば、どんな環境にいようと、あなたの心..
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沢木興道「禅の道-道元禅師に叱られて」大法輪閣(2002/04)ISBN-10:4804640282●禅は自己に親しむものである。これは言慮(ごんりょ)を絶して、ただ躬行(きゅうこう)実践することで、言い換えれば「自己が自己を自己で自己す..
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蛭川立「精神の星座-内宇宙飛行士の迷走録」(2)●タイ仏教のポリシーとしては集団生活ではなく個を重視するので、出家者はみんな、一人ずつ小さな個室で生活する。個室は清潔なバストイレ付きの極めて実用的かつ無機的な部屋だった。作法とか外側の形式にはあまり..
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蛭川立「精神の星座-内宇宙飛行士の迷走録」(1)サンガ(2011/7/23)ISBN-10:4904507681●疲れてフラフラになってると、沖縄のシャーマンに「あんたマブイ落としてきたね」と言われた。マブイは沖縄の言葉で「魂」。沖縄では、びっくり..
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鈴木俊隆「禅マインドビギナーズ・マインド」(4)●「ただ見る」「心の全部で見る」ことが、坐禅の修行だ。思考に対して待機していればよいので、何か考えるための努力というものは必要ない。それを「マインドフルネス」と言う。マインドフルネスを言い換えれば「智..
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鈴木俊隆「禅マインドビギナーズ・マインド」(3)●自分が川と一つであることを知らないとき、あるいは宇宙と一つであることを知らないとき、あなたは恐怖を感じる。水滴として一滴一滴、別々であろうとなかろうと、水は水だ。生と死は同じものだ。この事実をはっき..
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鈴木俊隆「禅マインドビギナーズ・マインド」(2)●心を止めるということは、心の働きを止めるということではない。あなたの心が全身を浸しているということだ。(To stop your mind does not mean to stop the act..
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鈴木俊隆「禅マインドビギナーズ・マインド」(1)(サンガ新書055) 松永太郎訳 サンガ(2012/6/20)ISBN-10:4905425166●【序文(ヒューストン・スミス)】 2人の鈴木。鈴木大拙が独力で禅を西欧にもたらしたその50年後、鈴木..
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片山一良「パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ-『大念処経』を読む」(3)●仏の説法を聞きながら眠ってしまったことを悔い、不眠不休の精進に勤め、覚りを得たアヌルッダ長老(阿那律)について説かれた言葉。もろもろの煩悩が滅尽し 食べる物に執われず空(くう)にしてまた無相なる 解..
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片山一良「パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ-『大念処経』を読む」(2)●心を表す語である心(citta)(思う、考えるを意味するcintetiから作られた語)・意(mano)・識(vinnana)の違いはそれぞれの語が用いられる場所にあり、意味にはほとんどど相違がない。..
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片山一良「パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ-『大念処経』を読む」(1)大法輪閣(2012/08)ISBN-10:4804613382●【まとめ】 「四念処」は、21の業処(ごっしょ:瞑想対象)からなる実践方法。 念処業処内容身①出入息出息入息の部(Kāyānupas..
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ケン・ウィルバー「グレース&グリット-愛と魂の軌跡」(3)●慈悲心を培うための実際的な修行の中で真っ先にあげられるのが「トンレン」で、トンレンとは「取り込み、送る」という意味だ。トンレンは、まさに僕達が最も恐れる状況、つまり自分自身が傷つくような状況で、自己..