記事「一次創作」 の 検索結果 175 件
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さくらさく(散文)さくらさく えがおさく 花ほころぶ 笑ほころぶ 蕾開く春来たる 笑開く春来たる 桜咲きました。皆の心にも春が来ました。みんなで喜びました。 2012.03.17..
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さくらがさいた(散文)さくらがさいた。 えがおもさいた。 ほころぶ顔は 遠い春を呼ぶ。 真白の雪が 跡形もなく 消える春を。 今日は嬉しい日。ほっとした日。 2012.02.28..
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憧憬と諦観(散文)憧憬を抱きつつ 諦観と共に歩む。 闇の中 光を求め。 いつか いつも。 瞳閉じて 足動かす。 憧憬を抱き 諦観と共に。 憧憬と諦観。光と闇..
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ねがい(散文)声を聴かせて。 よく眠れるように。 声を聴かせて。 枕にして眠るから。 届かぬ願い。 溜息ひとつ。 声が好き。でも、あんまり聴く機会がない。残念です。 ..
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十二年(散文)惹かれあい 想いあい 愛しあい 擦れちがい 憎みあい 離れいく 時は流れゆき 人は変わりゆく 時は過ぎゆき 人は消えゆく 「十二年という短い..
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夢を見よう(散文)夢を見よう。 目を閉じて。 耳を澄まして。 肌で感じて。 少しだけ、夢を見よう。 今を忘れるためでなく。 今を楽しむために。 心解く夢に身を任せよう。 ..
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あしおと(散文)血族の喪失はじわじわと心身に沁みてくる。 置き去りにしてきたものの足音が聞こえる。 逃げ出したはずのものに捉えられる。 心の底に沈むものが浮き上がる。 ──生きている意味なんて..
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物想う春(散文)何もかもが芽吹く春。 喪った人々を想う春。 誰かのために生きることができず 自分のために死ぬこともできず 毎日を鬱々と過ごす。 我が身は緩やかに壊れゆき 胸を穿つ痛みは年々大きくな..
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さんぽ(散文)歩くのってこんなに難しかったっけ? 見上げると空の色が変わっていた。 頬を撫でる風も少しだけ柔らかい。 漂ういい匂いに夕餉の準備を知る。 体中で受け止める。 歩きながら楽しむ。 そ..
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揺れて揺らいで(散文)揺れて揺らいでくるくる回る 寄せて返す波の如く 微かに降る雪の如く 同じに見えて同じでない感情が 揺れて揺らいでくるくる変わる 記す言葉は切り取られた刹那 刹那の積み重ねを..
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独り(散文)独りだな、と思う。 辛いわけでなく。 淋しいわけでなく。 感情も感覚も、今の私だけのもの。 直に分かちあうことなどできない。 ただただ独りを実感する。 自分で自分の肩を抱きしめ..
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今日も明日も(散文)今日会えた人に 明日会えるとは限らない。 今日目覚めたから 明日目覚めるとは限らない。 けれど。 明日が見えないから 今日を生きていけるのかもしれない。 明日何が起きるか..