記事「三島由紀夫」 の 検索結果 523 件
-
「豊饒の海 奔馬」~三島の求めた死の輝きがここにある?三島由紀夫の遺作「豊饒の海」第二巻「奔馬」を読み終えました。第一巻「春の雪」を取りあげたとき、「春の雪」で主人公清顕の唯一の親友・学友であった“本多”という人物が「奔馬」では中心となっているよ..
-
三島由紀夫『奔馬』4三島由紀夫『奔馬』1→こちら 三島由紀夫『奔馬』2→こちら 三島由紀夫『奔馬』3→こちら 本多は高宮神社を経由することなく「沖津磐座」にたどり着く。これはいったいどういうことだろうか。考えら..
-
三島由紀夫『奔馬』3三島由紀夫『奔馬』1→こちら 三島由紀夫『奔馬』2→こちら 本多は山頂にたどり着く。そして、山頂の一角を占める「沖津磐座」に目を奪われる。「沖津磐座」は、現在、奥津磐座と呼ばれている巨石群のこ..
-
三島由紀夫『奔馬』2三島由紀夫『奔馬』1→こちら 「四」は、『春の雪』の主人公であった松枝清顕の親友であり、『豊饒の海』全体の狂言廻しの役割を務める本多繁邦が、上司である須川の代理として、大神神社に参拝をするところ..
-
三島由紀夫『奔馬』1三島由紀夫の『奔馬』を読み返した。数日前のことである。『奔馬』をはじめて読んだのは中学3年のとき。確か卒業式を間近に控えた頃ではなかっただろうか。『豊饒の海』の第2巻として、第1巻である『春の..
-
永すぎた春小説”永すぎた春”を読みました。 一口感想:三島作品の初めに読んだのが”永すぎた春”でした。 先日、”ノルウェイの森”を読んだ時にふと、この作品を思い出したので、もう一度読んでみました。 ..
-
仮面の告白小説 ”仮面の告白”を読みました。 一口感想:やや言葉が飾りすぎているような。この小説の時点で、すでに、その後の三島の進んでいく姿が暗示されていると思いました。 私の採点:★★★☆☆ ..
-
「1Q84 BOOK3」-1~死霊青豆、というひとつの強引な解釈。まだ観ていない映画や読んでいない小説のことを事前に知ることが嫌いなボクは、Webなどで詳しい情報に触れないように気をつけていますが、それでも断片的なことはイヤでも目にしてしまうことがあります。..
-
「豊饒の海 春の雪」~愛に死ぬことの激しさが狂おしい。この前「禁色」を読んで三島由紀夫にあらためて目覚め、そのとき書いたようにバタイユの「エロティシズム」を経て、いま「豊饒の海」を読んでいます。「豊饒の海」(新潮文庫版)は全4巻から成り、それぞれ..
-
作家のおやつ「作家のおやつ (コロナ・ブックス)」 眺めていると甘いものが食べたくなる本。 食べたいなあ、饅頭にチョコレートに羊羹に最中に団子。 おやつだけに、甘い甘..
-
一塊の土今日の記事は一月以上前に書いて、非公開にチェックを入れて保存して置いた記事なんじゃ。 何とか、わしの思いを伝えたいと考え、色々修正を加えたりしとったんじゃ。 もう手の施し様がないので、ここに発表す..
-
「エロティシズム」~動物とは違って人間の性欲は複雑です。懲りずにまたジョルジュ・バタイユの本を読みました。こんどチャレンジしたのは、バタイユ本の中ではもっとも有名、ポピュラー(?)と思える「エロティシズム」という本(ちくま学芸文庫:酒井健訳)です。..