記事「中国思想」 の 検索結果 41 件
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論語 その4子貢が人物評に熱中していると、孔子が、 「おまえは偉いんだね。わたしにはとてもそれだけの余裕がないよ」 皮肉っぽい諫めですね。 耳が痛い。。 遠いところまで見通して対策を考えて..
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論語 その3大宰が子貢にたずねた。 「あなたの先生は聖人なのですか。それにしては多芸なお方だが」 聖人が多芸なのはおかしな事らしい。 孔子は苦労人だったせいで多芸になったようですが、自分でもほめられ..
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論語 その2わかるとはどういうことか、教えよう。自分には何がわかっているか、また何がわかっていないか、この区別がつくこと、それがわかるということなのだ ソクラテスの「無知の知」に似ていて面白い。 とか..
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論語子禽が兄弟子の子貢にたずねた。 「わたしたちの先生は、どこの国へ行っても政治の相談にあずかりますが、先生のほうから働きかけてそうなるのですか。それとも相手から招かれるのですか」 「先生の場合は、あ..
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墨子 その3 矛盾している世俗の君子は、貧乏なのに金持ちだといわれれば怒る。そのくせ、義などもち合わせていないのに、義を大切にしているといわれれば、喜ぶ。実に矛盾した話ではないか。 思わず笑ってしまいました。たしかにその..
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墨子 その2 耳が痛い日本人士君子なら、だれでも富貴を欲して貧賤をにくむはずである。では、貧賤から抜け出て富貴を手に入れるには、どうしたらいいか。いうまでもなく、才能のすぐれた人物になることである。 こう聞くと、才能のない..
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墨子戦闘的な平和主義者・墨子。 弱きを守り強きをくじいた熱い漢(おとこ)。 「席の煖まるいとまもない」と形容されたほどアクティブな人だったようです。 ~兼愛主義~ 墨子と言えば..
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孟子 その3 松本人志、身体を張る人にはそれぞれの仕事があるものだ。大人(たいじん)には大人の、小人(しょうじん)には小人の仕事がある。(中略)諺にも『頭脳を使う人もあり、身体を使う人もある』とある。 君主たるもの、国民と一緒に..
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孟子 その2「”しない”と”できない”とでは、具体的にどこがちがうのですか」 「『大山(泰山)を小脇にかかえ、北海(渤海)をとびこえよ』といわれて、”できない”と答える。それは本当に”できない”のです。『目上に..
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孟子「荀子」を読み終えたのでということで、次はやはり孟子。 人間の本性は”善”である「性善説」を主張した理想主義者、というイメージしか無かったのですが。。 実際読んでみると、どうも思っていたイ..
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荀子 その5 詭弁君子の腕の見せどころは、つぎの点にある。すなわち、ひとそれぞれの徳に応じて地位を定め、能力に応じて職務を与えることだ。(中略) かくて、言論はすべて実際的になり、行動もすべて実用本位になる。 ..
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荀子 その4 道基準となるものは何か。それは道である。したがって、心はぜひとも道を認識しなければならない。心が道を認識しなければ、道を守るどころか邪道に走ってしまう。 全ての基準は「道」であると。 で、そ..