記事「乙川優三郎」 の 検索結果 14 件
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『喜知次』 乙川優三郎タイトルを初めて見たとき、男性の名前かと思いました・・(汗)日野家の養女になった花哉の愛称です。もっとも、物語の視点は、日野家の跡取り・小太郎なのですが。 小太郎と牛尾台助、鈴木猪平の三人..
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『霧の橋』 乙川優三郎この作品って、もしかして、ドラマ化されてましたよねえ?いえ、見なかったんですけど(^^ゞ 前評判的にはかなり高いと思うこの作品、読んでみました。乙川作品も初めてです。 カバーのあらすじ..
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日本文学100年の名作 第9巻 アイロンのある風景(池内紀・川本三郎・松田哲夫)新潮文庫創刊100年記念の中短編アンソロジー全集第9巻。1994年から2003年に発表された16篇を収録。 収録作は、辻原登「塩山再訪」、吉村昭「梅の蕾」、浅田次郎「ラブ・レター」、林真理子「年..
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乙川優三郎「ロゴスの市」あらすじ昭和55年、弘之と悠子は、大学のキャンバスで出会う。 翻訳家と同時通訳として言葉の海に漂い、二人は闘い、 愛し合い、そしてすれ違う。 数十年の歳月をかけて、切なく通い会う男と..
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『むこうだんばら亭』(新潮文庫)/乙川優三郎胸がほんのり温まる作品を書く、好きな時代小説家の一人だ。 この作品では、千葉の銚子を舞台に、身を売らずには生きるすべがなかった女性たちの人生を、少しずつ角度を変えながら描いている。 この..
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△「脊梁山脈」(乙川優三郎)「脊梁山脈」(乙川優三郎)(新潮社、2013年4月) 漢字変換で思わず「寂寥山脈」と打ち間違えそうな内容。 黒い装丁の表紙には副題として、この小説の後半で主人公たちがやり取りする人生観..
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『武家用心集』/乙川優三郎この作家の書くものは、いつもほろ苦さと温かさを余韻として胸に残す。 絵に描いたような爽快さには、今少し手が届かないのが人生であり、だからこそ情の深さ、大切さがその人間の器を決めるのだと、そっ..
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『五年の梅』(新潮文庫)/乙川優三郎三寒四温の波とともに春が近づくと、不思議に気持ちがざわざわとしてくることがある。 それは、芽吹きの時であるが故に揺すぶられる、生命の揺らぎのようなものかもしれない。 エネルギーの解放は、..
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『蔓の端々』(講談社文庫)/乙川優三郎去年、短編を一作読んですぐにこの作者が気に入り、真っ先に数冊手に入れたものの中からの一冊だ。 武士というのは、結局政治権力と行政権力を一手に握っていたような存在なわけだが、そこで繰り広げられ..
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『霧の橋』(講談社文庫)/乙川優三郎不覚にも、最後で落涙してしまった。 あまり多くは語るまい。 しかし、新しい土地に来て、新しい環境の中生活を築こうとすれば、不安を感じないこともない。 一人の部屋に戻れば、自分..
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直木賞受賞作家歴代リスト【文学賞】エンターテインメント系文学賞「直木三十五賞」の 受賞作家作品一覧─ 主催 :日本文学振興会(文藝春秋の外郭団体的位置づけの財団法人) 選考委員:浅田次郎、阿刀田高、(故)井上ひさし、北方謙..
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五年の梅五年の梅 乙川優三郎さん ★★☆☆☆ 短編時代小説集。 全て男と女の情が絡んだものの割には、 さらっとしていて読みやすかった。 自分が今までに読んだ時代小説では、 人情もの、色..
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