記事「会陰保護」 の 検索結果 5 件
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昔のお産はよかったか②ここで、明治から大正にかけての、分娩体位の変化、会陰保護の導入に対する、私自身の考え方をかんたんにまとめておきたいと思います。 旧産婆と新産婆の助産術を比べるとき、「坐産(会陰保護なし)」vs「仰臥..
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明治時代の会陰保護③1920年代以降になると、会陰保護は、どう変るのか。 高橋辰五郎の『産婆学講本(8版)』(1924)は、1898年の初版発行以来、版を重ねてきたものですが、従来通り側臥位分娩を先に示して、とくに初産..
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明治時代の会陰保護②1900年になると、会陰保護(Dammschutz)は、「会陰保護法」「会陰保護術」という訳語に統一されるようになります(ちなみに、1900年は、緒方正清の執刀により、日本初の帝王切開が実施された年で..
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明治時代の会陰保護①会陰保護とは、赤ちゃんが娩出するとき、会陰が切れないように、助産師が行なう手技のことです。日本古来のもののように思われていますが、実はこれも、ドイツ産科学から輸入されたものです。 1890年までの専..
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お産の風景:会陰裂傷助産師は、側切開をしないことになっていますし、また、会陰裂傷を防ぐのが助産師の腕とみなされるような側面もあります。そこで、昔から、会陰保護に付随して、いろいろな工夫がなされてきました(会陰部に手を触れ..
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