記事「伝承」 の 検索結果 210 件
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熊山物語(12)明治初年の“神仏分離令”に際し、国学者でもある大内神社の神官・川崎田豆雄は、オオミカミ・タカミカミとして 祀られていた大山祇神に対して「上の宮・大水上神」「下の宮・高水上神」の文字を冠しました。 ..
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熊山物語 補帖・・・伊勢神宮考(3)中国北宋時代に撰述された「太極図説」によりますと、 無極にして太極なり。 太極動きて陽を生ず、動くこと極まりて静なり、静にして陰を生ず。 静かなること極まりて復動..
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伝承の智慧・・・胎児の男女を知る期待と不安の入り混じった想いで、赤ちゃんが男の子か女の子か知りたいお母ちゃんたちの思いは 今も昔も変わりません。 現代はエコー検査という便利な機器が有って、妊娠初期のエコー写真も簡単に手にす..
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熊山物語(11)既述のごとく、熊山の麓、香登本村の集邑から癸(みずのと北北東)の方位に、北方守護天王たる毘沙門堂を祀り。 香登本村から真北、毘沙門堂からは壬(みずのえ北北西)の地に大山祇神が祀られています。 ..
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熊山物語(10)東方青龍の青、南方朱雀の赤、西方白虎の白、北方玄武の黒、中央の黄色。 以上五色が五行思想に配当された色彩ですが、北は黒で西は白となっています。 北一白坎宮の坎(かん・穴の意)は擬似母胎の「..
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伝承の智慧・・・赤ちゃんの妊娠月を知る。少子高齢化時代と云うことで、子供の数が極端に減ってきているそうです。 現実を見ても、子育て世代の心的・物的厳しさが浮き彫りにされています。 しかしながら、近くに幼稚園が在りますが、ママたち..
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熊山物語 補帖・・・伊勢神宮考(2)北斗七星は旋璣玉衡(せんきぎょくこう)と美称を以って呼ばれ、四三の星(しそうのほし)とも言われています。 桝の四星を旋璣、柄の三星を玉衡と謂うわけです。 ..
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熊山物語(9)地上における北天としての熊山に国土神の大山祇神を奉齋することは 天と地、陰と陽の二元の融和を意味するものであり、そして、北斗だけでなく南斗を含むことによって陰陽は より完璧となります。 ..
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熊山物語 補帖・・・伊勢神宮考(1)天極に在って不動の北極星=天帝に対し、動く北斗星=帝車は古代にあっては農事の目安 方角の目印とされました。 北斗星は伊勢外宮の豊受(とようけ・止由気(とゆけ))大神と習合しているのですが、..
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熊山物語(8)備前市伊部(いんべ)は備前焼の里として有名です。 備前焼とは、須恵器の流れを汲み、一千年の歴史を有つと言われる忌部焼きのことを言います。 そして忌部(いみべ)とは齋部(いんべ)・祝部(いわ..
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熊山物語(7)中国神話の「皇天・后土」の后土は土徳の水土の神で、その身は蛇身です。 その后土にも比定された大山祇神は、国土の鎮めとして、此の地を離れず動きません。 「静止」、それは大地の『体』であります..
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熊山物語(6)南に在る南斗六星が何故北の四神たる「玄武」に属するのか。 全天28の宿に区分けされていますが、本来、星空に東西南北の定位が有るわけではなく 春分の午前零時における各宿の位置により、便宜的に..