記事「俳句」 の 検索結果 30402 件
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十二月八日未明底冷えの朝まだき、 雑木林の落ち葉を踏むと、 ザクザクザワザワ足音が響く。 道が隠れて不穏な音だ。 今日はジョン・レノンの命日。 偶然ではないように思えるのは、 ..
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大仏の冬日は山に移りけり鎌倉へ来たのは思いつきで、本当は東京から離れられればどこでも良かった。 晴れの予報も午後になると雲が出て、日差しが消えた。 京都同様、ここも観光客で溢れ、人混みの中の孤独感が味わえる。 ..
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不死身ばあさん米寿を目前に、この人、死ぬこと忘れてんじゃないかと思ってた一年半前。 突然、肺炎と心不全で緊急入院、さすがにこれで終わりと覚悟した。 人間なんてあっけなく逝くのを何度も見ている。 だから..
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人間が駄目になるすでにストーブは出して朝晩をしのいでいたが、それでも忙しさを自らの口実に、居間では季重なりの状態で扇風機が同居していた。 そしてやっと今日、扇風機を掃除し、別室に隠ぺいした。 それと入れ替..
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三の酉早く帰宅しようと地下鉄に乗ると、車内のどこからか「今日は三の酉」との声が聞こえ、迷った。 迷った時は取り敢えずやってみようとか自重するべきであるなど、意見が分かれるのはどちらも根拠がない..
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すすきのひかりさえぎるものなし人肌ほどのぬくもりをもたらしてくれた陽が沈む。 よい小春日だった。 残照は刻々とグラデーションを変化させ、私を立ち止まらせる。 すすきのひかりさえぎるものなし 山頭火の句..
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不耕徒食の罰世の中にまじらぬとにはあらねどもひとり遊びぞわれはまされる 良寛 世間とまったく関わらぬつもりはないが、独りで内面を見つめる孤高の精神に遊ぶことこそ、わしゃ一番だと思うんじゃ、と良寛さん..
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大根役者ラジオが「今日は立冬です」と言っていたので、暦を調べようとしたが、公共の電波が言うのだから間違いないだろうと思い直し、そうか、今日は立冬なんだと了解することにした。 旧暦で言われるので、実際の季..
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こころすなほに御飯がふいた兼業農家の関根さんから新米を分けて頂いた。 天日干しのお米である。 稲穂を下にして干すと、茎からの栄養が下がって、より美味しくなるのだそうだ。 長いこと日本人やってるのに、稲架掛..
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古屋の漏り台風接近の予報でまたオロオロした。 我が庵は予想進路のほぼ中心に位置している。 こんな時にプラス思考など無理だが、それでもボロ屋のどこかに不具合が見つかるだろう、これは言ってみれば千載一遇..
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くろがねの秋の風鈴鳴りにけりこの一週間、突発的な事象でオロオロしている。 そんな中での半日、心を落ちつけなければと、時雨亭に戻った。 しまい忘れた風鈴が、誰に聴かせるともなく、澄んだ音色で迎えてくれた。 ご近所..
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ひとすぢの秋風なりし蚊遣香荒れるに任せた庭のせいで、時折藪蚊にせせられている。 小さくとも命があるのだから殺生は良くないよと、風流を気取って夜は蚊帳を吊ったりしていたが、面倒でもあるし、もう我慢がならぬ。 メスに好..