記事「分娩体位」 の 検索結果 6 件
-
昔のお産はよかったか②ここで、明治から大正にかけての、分娩体位の変化、会陰保護の導入に対する、私自身の考え方をかんたんにまとめておきたいと思います。 旧産婆と新産婆の助産術を比べるとき、「坐産(会陰保護なし)」vs「仰臥..
-
明治時代の会陰保護③1920年代以降になると、会陰保護は、どう変るのか。 高橋辰五郎の『産婆学講本(8版)』(1924)は、1898年の初版発行以来、版を重ねてきたものですが、従来通り側臥位分娩を先に示して、とくに初産..
-
明治時代の分娩体位③前述の緒方正清『家庭衛生』以後は、産婆、小林春の『安産手引』(1907年)にしても、衛生新報社編『妊産婦篇』(1908年)にしても、基本的に緒方の考え方を踏襲するもので、その影響力の大きさを感じさせま..
-
明治時代の分娩体位②その緒方正清は、分娩体位をどのように考えていたか。大意は以下のようになるかと思われます。 分娩体位は、分娩の時期によって選ぶべきもので、一概にこれがよいということはできない。 日本では、西洋の医学..
-
明治時代の分娩体位①明治時代のお産というと、一方に、家庭での伝統的な坐産があり、また一方に、西洋から導入された、分娩台上での仰臥位のお産があるというイメージが定着していますが、実際にはどうだったのでしょう。当時の書物から..
-
分娩体位に関するウソ病院の分娩台の場合ならともかく、フリースタイルの分娩でも、いまだに、「脚を開かなくては、赤ちゃんは出てこないよ」と声かけしている助産師が多いように見受けられます。 とくに側臥位(横向き)の場合では、..
- 前へ
- 次へ