記事「包括利益」 の 検索結果 53 件
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リスクからの解放とは何か(7)概念フレームワークでは、財務報告の目的を投資意思決定におき、会計情報にその投資意思決定に対する有用性を求めました。 投資家の投資意思決定には、自らが投じた資金を企業がどのように利用し、成果を上げたの..
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リスクからの解放とは何か(6)概念フレームワークでは、利益(収益)の認識に「リスクからの解放」という考え方を採用しました。 期待していた成果が確定した段階で利益を認識する、それがリスクからの解放です。 事業投資の目的は、事業活..
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リスクからの解放とは何か(5)概念フレームワークでは、財務報告の目的を投資意思決定におきました。 そして、投資家が投資の意思決定を行うために有用な情報であることを会計情報の質として最も重視しています。 投資家は企業に資金を..
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リスクからの解放とは何か(4)概念フレームワークでは、投資家をメインの利害関係者とし、財務報告の目的をその投資意思決定に役立つこととしました。 会計情報に求められるのもその投資意思決定にどれだけ役立つかです。 投資家は、企業に..
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リスクからの解放とは何か(3)財産法的な利益である包括利益を純利益に絞り込むために概念フレームワークがとった考え方、それが「リスクからの解放」です。 概念フレームワークでは、「リスクからの解放」を投資目的てらして期待された成果が..
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リスクからの解放とは何か(2)前編、「利益とは何か」では、すでに知識としてあるであろう財産法と損益法という利益計算の方式を題材にしました。 そこから、概念フレームワークにおける財務諸表の構成要素を資産概念を中心に概観しました。 ..
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リスクからの解放とは何か(1)概念フレームワークでは、資産と負債をキャッシュ(現金・資金)に関連付けて定義し、資産と負債の差額を純資産としました。 純資産の変動額は「包括利益」と呼ばれます。 概念フレームワークにおける財産法的..
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利益とは何か(完)簿記を学習しはじめた当初、利益計算の方式には、財産法と損益法があり、両者の利益は一致すると習いました。 財産法:期末純資産-期首純資産=純利益 損益法:収益-費用=純利益 しかし、現状の..
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利益とは何か(9)財産法的にいえば、利益は、純資産の変動額と定義できます。 しかし、概念フレームワークにいう純資産の変動額は、純利益ではありませんでした。 その他有価証券の評価差額等については、純資産が増えても純利..
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利益とは何か(8)利益を純資産の変動額と捉え、純資産を資産と負債の差額とする。 資産と負債がきっちり定まれば、利益もみえてくるというのが概念フレームワークの考えでしょう。 このような定義面での構図をみると概念フレー..
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利益とは何か(7)初学者だった私が、複式簿記の仕組みを身につけるのに大きな力となったのは、「現金」でした。 目に見える具体的な現金という資産を軸に仕訳を考えた事がよかったのかもしれません。 「現金(キャッシュ)」は..
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利益とは何か(6)静態論のもとでは、資産は、売却価値を有する財産と考えられました。 売ったらなんぼ、がある物が資産だった訳です。 しかし、必ずしも全ての資産の売却価額が明確な訳ではありません。 また、そもそも..