記事「吉益東洞」 の 検索結果 14 件
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日本漢方を堕落させた吉益東洞(間違いだらけの漢方と漢方薬)日本漢方を堕落させた吉益東洞 江戸期の漢方医である吉益東洞は、陰陽五行学説を基礎に発展・発達した中国の伝統医学の最もエッセンシャルな部分である「陰陽五行」を臆面もなく完全に否定した。 ..
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瞑眩についての覚書(4)③必ず治ってしまうについて 瞑眩現象が起こる時は、死ぬ程苦しいこともあるが、それが終われば必ず心地良く、爽快感を覚えるはずである。毒が全部完全に排出されれば病は治る。しかれば再び症状が出ることはない..
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瞑眩についての覚書(3)②急激に起こり、症状が激しいについて 毒が体外に排出される場合、少しずつ徐々に排出されれば激しい症状を伴うことはないので、瞑眩と認識されることはない。 「尋常の病にては其しるし微妙なるゆへ分かたし..
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瞑眩についての覚書(1)最近、瞑眩について改めて考える機会があったので、その時に作ったメモを基にして少し書いてみる。 瞑眩とはなにか(定義) 瞑眩の定義については、さまざまなものがあるが、私は次の三つの条件を考えると解か..
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小青竜湯を普通に飲んでる薬剤師でも吉益東洞すら知らない人が多い情け無い現実メジロ posted by (C)ヒゲジジイ 小青竜湯という癖のある方剤は、村田漢方堂薬局では呼吸器系の疾患で稀に使用することがあっても、アレルギー性鼻炎などありふれたアレルギー性疾患には滅多..
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平成の御世も深まって、とうとう吉益東洞先生は・・・IMG_0641 posted by (C)ヒゲジジイ 平成の御世も深まって、とうとう吉益東洞先生は「暗黙知」や「形色知」というまるで頓悟禅の老師のように祭り上げられたようで、まことにもってお..
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中医学と西洋医学の違い(関東地方の某内科医師の論点)昨日の続き お便り:関東地方の某内科医師 早速ご丁寧な文章の返信を頂き大変感謝しております。有難うございます。 一つ一つ論文を拝見させて頂き…自分なりの浅はかな考えながら、自分の考..
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日本漢方を堕落させた吉益東洞先ほど新設サイトに次のような現代日本漢方批判を書いてしまった。ヒゲジジイ自身は典型的な長州人の中でも際立った愛国者として自負するものであるが、それだけに日本漢方が中国の伝統医学の最もエッセンシャルな..
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体力が無ければ虚証、体力がある人は実証、その中間が虚実中間証と規定する日本漢方の錯誤本日たまたま二度目の来局者で、黄連解毒湯製剤を主体にした三種類の配合をお出ししていた人から質問を受けた。 漢方薬専門の書籍を数冊持っていて、いずれの本にも黄連解毒湯は体力の充実した実証用の方..
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古方派の系譜(14)【尾台榕堂】 「幕末から明治維新へかけての一大変換期にあって、古方医家の雄たり得たのが尾台榕堂である。榕堂は雪深い北越(新潟県)魚沼郡中条村の小杉家に、寛政11年(1799)呱々の声をあげた。幼名を四..
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古方派の系譜(12)【吉益南涯】 吉益南涯(1750~1813年)は、「名は猷。字は修夫。南涯はその号なり。幼名大助、のち周助の称を襲う。東洞の長子なり。年24の時、父東洞歿す。すなわち箕裘の業を嗣ぎ、二弟を育し、か..
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古方派の系譜(8)【吉益東洞】 吉益東洞(1702~1773年)は、古方の大成者としてあまりにも有名である。 「吉益東洞。名は為則、字は公言、通称周助。安芸広島の人。(略)東洞少きとき、その名族に出ずることを聞き..
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