記事「和室の良さ」 の 検索結果 14 件
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境界線付近の窓と目隠し――視線・プライバシー・相隣関係について隣の家や外部からの視線が気になる窓がある場合に、さて、どうしたら良いものかと、 建て主と共に思いを巡らせることがある。 これはマナーやエチケットのようなもので、言わばお互い様の問題でもあり、どうした..
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古典建築探訪_孤篷庵 #02 書院茶室 忘筌 大徳寺/京都忘筌(ぼうせん)点前座より、入り口縁側方向を見る。露地(庭園)より、軒下の飛石沿いに進み、この入り口に至る。歩を進めるその視線の先に、石灯籠と蹲踞が眼に入り、そこが茶室の入り口と知れよう。中敷居より上..
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古典建築探訪_遼廓亭 #03 露地と縁側 仁和寺/京都主座敷(四畳半)の二方に巡らせた縁側を見る 右端に次の間入り口から外の景色が見えている。この遼廓亭(りょうかくてい)は元々尾形光琳の屋敷に在ったもので、光琳好みの建物であろうと伝えられており、江戸時..
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古典建築探訪_遼廓亭 #01 主座敷と床の間 仁和寺/京都遼廓亭(りょうかくてい)主座敷(四畳半)の床廻りを見る 床廻りを細かく3分割しているが、 違和感はなく、かえって使い勝手は良さそうである。ここも床の奥隅を目立たないように、壁を 塗り回して、消して..
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古典建築探訪_遼廓亭 #02 主座敷と次の間 仁和寺/京都主座敷(四畳半)より次の間(四畳半)を見る 次の間正面左側に茶室(如庵写し)への入り口(茶道口)があり、正面右側(小さな水屋の右側) に勝手の間が続いている。 茶室から見ればこの次の間は水屋として..
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古典建築探訪_玉林院 #03 霞床の席 大徳寺/京都間口一間の床と違い棚を見る3畳中板の簑庵(さあん)の小間に対して、霞(かすみ)床の席は4畳半であり、席のつくられ方から広間としての性格を持つ。真行草でいえば、簑庵は草で、霞床の席は行といった設定となっ..
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古典建築探訪_玉林院 #01 南明庵の縁側 大徳寺/京都縁側土間の敷瓦を見る縁側の土間に敷かれた、赤土色をしている、楽焼の敷瓦の色が印象深く心に残る。
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古典建築探訪_修学院離宮 #02 窮邃亭 上段の間 左京区修学院藪添他/京都上御茶屋の窮邃亭(きゅうすいてい) 上段の間を見るちょっとした明り取りと、屋外の涼気の取り込み。時々は外の遠景と緑に目を休める。そんな読書等を想像したが、さぞかし、自然と一体となり、気持も晴れやかにな..
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古典建築探訪_修学院離宮 #01 縁側と欄干 左京区修学院藪添他/京都中御茶屋、客殿北側の縁側についている「網干(あぼし)の欄干」を見る 一見して、妙に心惹かれ、見入ってしまう縁側の欄干であった。 この程度のものであれば、必ずしも欄干が、必要であろうかと思われた..
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古典建築探訪_東求堂 同仁斎 #03 違い棚と付書院 慈照寺(銀閣寺)/京都同仁斎の違い棚と付書院を見る同仁斎などは、当時高まりを見せていた東山文化の流れの中に位置付けられようである。そして、その源流をたどれば、それは禅思想だという。禅のキーワードとして、「華美を抑制し、全て..
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古典建築探訪_東求堂 同仁斎 #02 付書院 慈照寺(銀閣寺)/京都同仁斎の付(つけ)書院方向を見る 付書院の左側が違い棚で、右側は先の#01の障子戸で、縁側、庭園と外に連なってゆく。付書院とは、そこで書物を読み書きする、机状の板と明り取りの障子を備えたもので、..
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古典建築探訪_東求堂 同仁斎 #01 縁側と庭園 慈照寺(銀閣寺)/京都同仁斎の室内より縁側、庭園方向を見る4畳半の書院、同仁斎(どうじんさい)は慈照寺(通称銀閣寺)内にある、持仏堂である東求堂(とうぐどう、1486年建立)内の一室である。この同仁斎は現代にまで続く、日本..
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