記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
18-4120見まく欲り 思ひしなへに かづらかけ(げ) かぐはし君を 相見つるかも見まく欲り 思ひしなへに かづらかけ(げ) かぐはし君を 相見つるかも 見麻久保里 於毛比之奈倍尓 賀都良賀氣 香具波之君乎 安比見都流賀母
-
18-4119いにしへよ 偲ひにければ 霍公鳥 鳴く声聞きて 恋しきものをいにしへよ 偲ひにければ 霍公鳥 鳴く声聞きて 恋しきものを 伊尓之敝欲 之怒比尓家礼婆 保等登藝須 奈久許恵伎吉弖 古非之吉物乃乎
-
18-4118かくしても 相見るものを 少なくも 年月経(としつきふ)れば 恋ひしけれやもかくしても 相見るものを 少なくも 年月経(としつきふ)れば 恋ひしけれやも 可久之天母 安比見流毛乃乎 須久奈久母 年月經礼波 古非之家礼夜母
-
18-4117去年(こぞ)の秋 相見しまにま 今日見れば 面やめづらし 都方人(みやこかたひと)去年(こぞ)の秋 相見しまにま 今日見れば 面やめづらし 都方人(みやこかたひと) 許序能秋 安比見之末尓末 今日見波 於毛夜目都良之 美夜古可多比等
-
18-4116大君の 任(ま)きのまにまに大君の 任(ま)きのまにまに 取り持ちて 仕ふる国の 年の内の 事かたね持ち 玉桙の 道に出で立ち 岩根踏み 山越え野行き 都辺(みやこへ)に 参ゐし我が背を あらたまの 年行き返り 月重ね 見ぬ日さ..
-
18-4115さ百合花 ゆりも逢はむと 下延(したは)ふる 心しなくは 今日も経めやもさ百合花 ゆりも逢はむと 下延(したは)ふる 心しなくは 今日も経めやも 佐由利花 由利母相等 之多波布流 許己呂之奈久波 今日母倍米夜母
-
18-4102白玉を 包みて遣らば あやめぐさ 花橘に あへも貫(ぬ)くがね白玉を 包みて遣らば あやめぐさ 花橘に あへも貫(ぬ)くがね 白玉乎 都々美□夜良婆 安夜女具佐 波奈多知婆奈尓 安倍母奴久我祢
-
18-4101珠洲(すす)の海人(あま)の 沖つ御神(みかみ)に い渡りて 潜(かづ)き取るといふ 鰒玉(あはびたま) 五百箇(いほち)もがも はしきよし 妻の命(みこと)の 衣手(ころもで)の 別れし時よ ぬばたまの 夜床片(よとこかた)さり 朝寝髪(あさねがみ) 掻きも梳(けづ)らず 出でて来(こ)し 月日数(つきひよ)みつつ 嘆くらむ 心なぐさに 霍公鳥 来鳴く五月(さつき)の あやめぐさ 花橘に 貫き交へ かづらにせよと 包みて遣らむ珠洲(すす)の海人(あま)の 沖つ御神(みかみ)に い渡りて 潜(かづ)き取るといふ 鰒玉(あはびたま) 五百箇(いほち)もがも はしきよし 妻の命(みこと)の 衣手(ころもで)の 別れし時よ ぬばた..
-
18-4100もののふの 八十氏人(やそうぢひと)も 吉野川 絶ゆることなく 仕へつつ見むもののふの 八十氏人(やそうぢひと)も 吉野川 絶ゆることなく 仕へつつ見む 物能乃布能 夜蘇氏人毛 与之努河波 多由流許等奈久 都可倍追通見牟
-
18-4099いにしへを 思ほすらしも 我(わ)ご大君 吉野の宮を あり通ひ見すいにしへを 思ほすらしも 我(わ)ご大君 吉野の宮を あり通ひ見す 伊尓之敝乎 於母保須良之母 和期於保伎美 余思努乃美夜乎 安里我欲比賣須
-
18-4098高御座(たかみくら) 天(あま)の日継(ひつぎ)と高御座(たかみくら) 天(あま)の日継(ひつぎ)と 天の下 知らしめしける 天皇の 神の命(みこと)の 畏(かしこ)くも 始めたまひて 貴(たふと)くも 定めたまへる み吉野の この大宮に あり通ひ ..
-
18-4097天皇(すめろき)の 御代栄(みよさか)えむと 東(あづま)なる 陸奥山(みちのくやま)に 黄金花咲(くがねはなさ)く天皇(すめろき)の 御代栄(みよさか)えむと 東(あづま)なる 陸奥山(みちのくやま)に 黄金花咲(くがねはなさ)く 須賣呂伎能 御代佐可延牟等 阿頭麻奈流 美知乃久夜麻尓 金花佐久