記事「宇佐美まこと」 の 検索結果 34 件
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【少女たちは夜歩く】宇佐美まこと ★★★☆宇佐美まこと【少女たちは夜歩く】は、地方小都市松山の市街地の真ん中にシンボルのように存在する、まさに本書での表現「お椀を伏せたような」丸く小高い山、松山城を擁するので地元では「城山」と呼ばれ..
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【骨を弔う】宇佐美まこと ★★★さすが宇佐美まことである。周到に用意された伏線、破綻の無い登場人物達の心の動き、エピソードを丹念に積み重ねたあげくの1点への収束、十分な事前調査、そしてなにより、主人公達へのこよない愛し..
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【熟れた月】宇佐美まこと ★★★★☆【愚者の毒】で日本推理作家協会賞を受賞した宇佐美まことの最新作【熟れた月】を読んだ。ホラー色の強い従来の作品に比して今回の作品は、宇佐美まことの新境地をありありと示す、いわば宇佐美まこと第2..
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【角の生えた帽子】宇佐美まこと ★★宇佐美まことが雑誌に書いたいくつかの短編と書き下ろしを載せた【角の生えた帽子】を読んだ。相変わらず入念な取材をバックとする秀作ばかりだ。 ただ、やはり短編はこの人の作風(ホラーがかっ..
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【死はすぐそこの影の中】宇佐美まこと ★★★★【愚者の毒】で2017年推理作家協会賞を受賞した宇佐美まことの【死はすぐそこの影の中】を読んだ。①入念な下調べの上に構築する、②あたかも数理方程式をスッと解き明かすかのような骨太で揺るぎなく..
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【愚者の毒】宇佐美まこと ★★★★宇佐美まことの日本推理作家協会賞受賞の【愚者の毒】を読んだ。ホラー系の小説を得意とする作者なので、きっとそういう感じで進むのだろうな、と思って読み始めたが、良い意味で期待を裏切り、物語は..
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【入らずの森】宇佐美まこと ★★★★宇佐美まことの【入らずの森】を読んだ。ホラーサスペンスというジャンルだろうか?作者の用意周到な関連知識の収集とみとごな作品構成に脱帽。ホラーでも心理的恐怖(とでも言おうか)をじわじわあおるタ..
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『羊は安らかに草を食み』宇佐美まこと羊は安らかに草を食み [ 宇佐美まこと ]価格:1870円(税込、送料無料) (2022/7/6時点)楽天で購入 認知症を患い、日ごと記憶が失われてゆく老女には、それでも消せない「秘密の絆」が..
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『子供は怖い夢を見る』宇佐美まこと子供は怖い夢を見る [ 宇佐美まこと ]価格:1980円(税込、送料無料) (2022/3/29時点)楽天で購入 虐待で死んだ妹を生き返らせてくれたのは、航のクラスメイトの蒼人と彼の家族だった..
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月の光の届く距離宇佐美まこと 著 人気ブログランキング <あらすじ> 都立高校に通う平凡な女子高生だった柳田美優は、軽い気持ちで付き合った同級生の準也と深く考えることもなく身体を重ね、妊娠した。 準也はその事..
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『黒鳥の湖』宇佐美まこと黒鳥の湖 [ 宇佐美まこと ]価格:1870円(税込、送料無料) (2020/5/29時点)楽天で購入 不動産会社を経営する財前は、妻と娘と幸せに暮らしていた。だが、世間を騒がす女性拉致事件に..
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『展望塔のラプンツェル』宇佐美まこと展望塔のラプンツェル [ 宇佐美まこと ]価格:1870円(税込、送料無料) (2020/4/6時点)楽天で購入 多摩川市は労働者相手の娯楽の街として栄え、貧困、暴力、行きつく先は家庭崩壊。寄..