記事「小川町」 の 検索結果 349 件
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小川盆地,野竹の低山を登る関東山地北縁部の三波川帯では,三波川ユニットの上にみかぶユニットが低角断層を境にして重なっている.場所によっては,みかぶユニットの上に跡倉ナップが重なっている.寄居-小川地域などでは,領家ナップが跡倉..
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小川盆地の緩傾斜の地層次の地質図の黒の星印は,小川盆地の中新世の地層について,緩傾斜の地層が確認された場所である. 小川盆地の中新統では,小園層の礫岩や砂岩および荒川層の泥岩は塊状の様相を呈することが多く,走向傾..
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小川盆地とその周辺の跡倉ナップ関東山地の三波川帯では三波川ユニット,みかぶユニット,跡倉ナップとこの順に構造的下位から上位に重なる積層構造が認められる.埼玉県の寄居-小川地域では,みかぶユニットの上に跡倉ナップが広く分布している...
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小川盆地の地質図最近のブログ記事は埼玉県小川町や寄居町の中新世の堆積物を対象にしている.その続きとして,公表されている小川盆地の地質図をいくつか紹介する. 次の図は小川町が1999年に発行した地質図の一部分である(..
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比企丘陵と関東山地縁辺部の地質概要前々回のブログ記事で紹介したように,関東山地北縁部を取り巻く丘陵などには中新世以降の堆積物が分布している(次の図). 中新世以降の堆積物の層厚は関東山地からの距離に依存することが想定されるが..
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小川盆地北東端部の様子前回のブログ記事で紹介したように,中新世の地層(中新統)が埼玉県小川町の中心街の西方にまとまって分布しており,小川堆積盆地を形作っている.ここでは,この堆積盆地の北東端部の様子を紹介したい.次の図の赤..
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中新世の小川盆地関東山地北縁部から関東平野にかけて中新世の地層(中新統)が広く分布している(次の地質図). 埼玉県,寄居-小川地域においても,中新統が関東山地周辺部の丘陵などに露出している.関東山地内部にも..
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説明不足の地質データ小川町発行の小川町の自然,地質編(1999)を開いてみると,年代測定資料が第3部の小川町の地質資料に掲載されている.その一覧表を見ると,四十柄の木呂子メランジュの角閃岩について,K-Ar角閃石年代が1..
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笠山-堂平山地域の地質図を読む関東山地東部の埼玉県 笠山-堂平山地域にはみかぶ緑色岩が広範囲に分布している(次の地質図). 複雑な地質であるが,次のような事実が判明している. 大局的に見て,ガブロがみかぶ緑色岩(みかぶ..
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小川町館川上流の石英片岩(後編)みかぶユニットの石英片岩をみる計画では,いつものように日曜日に出かける予定であったが,起床がうまくいかず,翌日のお出かけとなった.小川町駅で乗車したバスでは「熊が笠山中腹に出没」という張り紙が目に入る..
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小川町館川上流の石英片岩(前編)関東山地について,みかぶユニットの泥質片岩のK-Arフェンジャイト年代は78Ma(下仁田町蒔田),82Ma(神流川流域),115Ma(神流川流域,万場-柏木地域)である.ただし,年代データが報告されて..
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千枚岩と泥質片岩関東山地北東部の笠山-堂平山地域とその北方地域(次の図参照)には三波川帯のみかぶユニット, 秩父帯の上吉田ユニットと柏木ユニットおよび跡倉ナップがおもに分布している. 泥質変成岩につい..