記事「小津安二郎」 の 検索結果 251 件
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青春の夢いまいづこ1932年 日本 小津安二郎 なぜ今頃、この映画かというと 宮崎駿が、この映画の主人公 (大学生だったが、父が死んで退学し、社長を引き継ぐ坊ちゃん) が、父親にそっくりだとコメントしている..
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原節子と小津映画原 節子 強いて言えば 永遠のとなりのお姉さん? 小津映画数本でしか知らない。青い山脈も見たことない。プロフィールも詳らかには知らない。よって、小津映画の女優 考 と言い換えて..
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『大人の見る絵本 生れてはみたけれど』:『お早よう』に通じる小津のサイレント映画 @DVD・レンタル小津安二郎監督の1932年(昭和7年)作品『大人の見る絵本 生れてはみたけれど』をDVDで鑑賞しました。 戦前作品なので、モノクロ・サイレント(サウンドもありません)作品です。 かれこれ3..
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『戸田家の兄妹』:『東京物語』の原型であります @DVD・廉価版昭和16年の小津安二郎監督作品『戸田家の兄妹』を廉価版DVDで鑑賞しました。 20年以上前に名画座で観ていたのですが、ほんとすっかり忘れていました。 今回再鑑賞して気づいたのは、『東京物語..
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『宗方姉妹』:新しいとは、古くならないということよ @レンタルDVD小津安二郎監督が『麦秋』と『晩春』の間に新東宝で撮った作品。 ホームドラマには違いないんだけれど、どちらかというと「暗いホームドラマ」。 戦争の前に青春を迎えた姉・田中絹代と、戦後に青..
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『お茶漬の味』『彼岸花』『秋日和』小津安二郎監督、佐分利信主演コンビの大人のニンマリコメディ三作。 いずれも大学時代に名画座で観たのだが、最近改めてDVDで鑑賞した。 H18年夏に『お茶漬の味』(1952)を、H19年GW終盤..
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小津安二郎監督「風の中の牝鶏」怖い映画です。 小津監督の映画としては”失敗作”だとか”異色作”だとか言われていますが、 それぞれのカットの構図は、ものの見事に”小津安二郎”です。 田中絹代と村田千栄子が部屋の中で並んで窓の外..
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蓼科にある映画監督・小津安二郎の別荘「無芸荘」を訪ね代表作「東京物語」の世界を想う写真上の「無芸荘」は 小津安二郎監督が昭和30年頃から蓼科の別荘として利用していた茅葺(かやぶき)屋根の建物です。 小津安二郎は 映画「東京物語」 を撮り終えた頃から、蓼科にあった脚本家・野田高悟の別..
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小津映画「一人息子」を拝見しました~一人息子!小津安二郎先生のトーキー第一作だそうで。 いえ、先日奈良岡朋子先生の熱演を拝見しちゃったでしょう?大河ドラマの「江」の秀吉様の母上様のなか様の、田舎のおばあちゃんに成りきった熱演。..
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映画評「長屋紳士録」☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1947年日本映画 監督・小津安二郎 ネタバレあり 小津安二郎の戦後第一作は、戦前の“喜八もの”の系列上にあるものである。“喜八もの”ではないが、喜八(坂本武..
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映画評「彼岸花」☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1958年日本映画 監督・小津安二郎 ネタバレあり 小津安二郎監督初のカラー映画。内容は「晩春」以降小津が特に好んだ結婚する娘に対する親の心情であるが、これほ..
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映画評「東京暮色」☆☆☆★(7点/10点満点中) 1957年日本映画 監督・小津安二郎 ネタバレあり この小津安二郎作品は、前作「早春」(1956年)に続いてまたまた異色作である。とりあえず梗概から始めよう。..