記事「山本周五郎」 の 検索結果 105 件
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山本周五郎「花も刀も」(人間は条件によって、左右されるものではない)新潮文庫「花も刀も」 252頁 「人間は条件によって、左右されるものではない・・・だが、この地位にとどまろうと去ろうと、そこもとの本質には関係がないだろう、もしこれによって、そこもとが失望したり、自..
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木暮実千代出演映画『ちいさこべ』鑑賞@神保町シアター4月になった。最初の日に、木暮実千代出演作品を鑑賞に神保町シアターへ出かけてきた。 50人ほど入っていただろうか。 2時間50分という巨編。 一部と二部の間に5分ほどの休憩が入る。 ..
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木暮実千代出演映画情報@神保町シアター神保町シアターで「映画で愉しむ 山本周五郎と時代小説の世界」と題して、数々の名作が上映される。(3月26日から4月29日まで) 木暮実千代出演作品は、『ちいさこべ..
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山本周五郎 「樅木は残った」 を読む 以下無用な事ながら「樅木は残った」は、仙台伊達藩の伊達騒動を描いた長編小説で、ずいぶん昔だがNHKの大河ドラマにもなっている。「ながい坂」とともに、幾度読み返しても心打つあたらしい文言に出会う。 読書は長年の習慣..
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以下無用な事ながら ~ 熱海の土石流災害から見えてくる行政や法律というもの ~熱海で起きた土石流災害は、行政や法律の何たるかを垣間見させてくれる。徐々にだが、あの盛り土が何であったかが判明しつつある。施工した事業者は既に会社を清算し、所有権は別の会社に移っていると言う。法律の..
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『新青年』時代を散歩する④~永遠に「新青年」なるもの第4部 戦後の展開 昭和20年(1945年)10月から、昭和25年(1950年)7月まで。横溝武夫(横溝正史の異母弟)、高森栄次が編集長を歴任した時期です。 このコーナーでは、『新青年』..
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問題解決 アプローチ映画化もされた山本周五郎の『雨あがる』 キンドルで読みました。侍としてでなく人としてどうなのか?と、まるで今の自分の生き方を問われているようで胸をえぐられました。 ..
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映画『雨上がる』黒澤時代劇の残照/感想・解説・ネタバレなし簡単あらすじ・考察・本家取りの作法とは黒澤組の新たな時代劇映画 製作国 日本 製作年 2000年 上映時間 91分 監督 小泉堯史 脚色 黒澤明 原作 山本周五郎 評価:★★★☆ 3.5 この映画は巨匠..
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『冷飯とおさんとちゃん』を観たんだ【映画】山本周五郎原作、中村錦之助主演、田坂具隆監督、3つの人情ドラマをおさめたオムニバス時代劇冷飯とおさんとちゃんとは珍妙な題名だなと。 「おさんとちゃん」とはなんだ?みたいな。 見たらおさんとちゃんではなくて 3つの物語のオムニバス時代劇ドラマで 「冷飯」と「..
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田舎暮らし ~ 山本周五郎を読む 五辯の椿 ~・・・・・・・ 「あたしも十二、三までは幸せに育った」とおしのは呟いた。「店は繁盛しているし、お父つぁんはもとより、みんなから大事にされ、可愛がられて、何の不自由もなく育った、---けれども..
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田舎暮らし ~ 国境なきウィルス この騒動から世界の構造が見えてくる~山形県の過疎地に住む今は、連日報道される新型コロナウィルスのことも他人事だ。むしろ、アメリカで流行し、死者の数が一万人を超えるインフルエンザの方に身近な危険を感じる。交通機関や医療技術が未熟な過去で..
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田舎暮らし ~ 山本周五郎を読む 「ながい坂」② ~(藩主の信任の厚い主人公三浦主水正は平侍から出世の階段を上り詰め、城代家老に抜擢される。その最初の登城で) 主水正は橋の上から、ふと、その下の水面を見た。熨斗目麻裃の自分の姿が、ゆらゆらと揺れな..