記事「幕末」 の 検索結果 1454 件
-
「異説幕末伝」 柴田錬三郎 講談社文庫「半次郎どんが女子を抱くのは、遊蕩ではごわさん。女子を愛しんで居るのじゃ。申さば、女人遍路じゃの。よかよか。」 柴田さんは痛快でちょっとニヒルな時代小説を書かれますが、根はけっこう純情なお方では..
-
「幕末の京都をゆく」 宗政五十緒他 小学館京都の幕末名所案内マップの極めつけ! この本は幕末維新のゆかりの京都の地を訪ねたい人には必携の書です。かなり細かく、幕末ゆかりの場所を網羅してくれています。そして、丁寧な地図がついていて、徒歩で..
-
「酔って候」司馬遼太郎 文春文庫酔って候 幕末に世間からわりと敬意を払われた4人の大名のお話。 「酔って候」は土佐藩の山内豊容堂が主人公。「きつね馬」は薩摩藩の島津久光が主人公。「伊達の黒船」は宇和島藩の伊達宗城が主人公とい..
-
「禁じられた敵討」中村彰彦 文春文庫「お殿さまが斬られた後も、おれたちは戦いつづけた。小栗歩兵に、身重の奥様を残して逃げ去った者はひとりもいなかった。おれたちのことをだれかに訊かれたら、そう伝えて下せえ。」 中村さんは明治維新の敗..
-
人斬りたちの最期-三刺客伝 海音寺潮五郎「幕末動乱の男たち 下巻」(新潮文庫)より「(攘夷主義を捨て去ることは)出来ませんなあ。そうしては、攘夷の達成を信じ、達成のために死んだ同志に申訳がなか。あんたは時勢が変わったと言われるが、時勢は少しも変わっておらん、変わったのは政府の諸..
-
新選組刀義抄 アサギ原作 山村竜也 作画 蜷川ヤエコ 誠ノ武士道に咲き誇り、鮮血ノ修羅道に散った・・・ 今回の京都幕末紀行で壬生の前川邸でみつけた新選組コミックス「アサギ」。ヤングガンガンコミックスという男性..
-
京都幕末紀行その2「新選組魂」に火をつけろ! ↑前川邸 八木邸の斜め前が前川邸。司馬遼太郎先生の「燃えよ!剣」を読んだ方ならおなじみ、土方歳三様が枡屋で捕らえた古高俊太郎を拷問した場所でございます。いろいろ..
-
京都幕末紀行その1 壬生寺・八木邸「新選組魂」に火をつけろ! 新選組を愛する者にとっては聖地ともいうべき、京都の壬生寺、そして八木邸に行ってまいりました。もう、10回以上訪ねていますが、今回はみょうに、うら若き乙女たちが多かった..
-
「幕末動乱の男たち」 海音寺潮五郎 新潮文庫血は人を狂わせるものだ。 海音寺先生の幕末テーマの史伝。有名どころからけっこうマイナーな方まで(いえ、幕末ファンにはマイナーではないのですが)、幕末に活躍・暗躍した人たちをとりあげている短編..
-
世に棲む日々●●●「世に棲む日々」 司馬遼太郎 文春文庫 ●●● 動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し 幕末の長州藩(今の山口県)の狂騒たるや、小説でもこういうわけにはいかないというほど、変化に富んで..
-
「維新の群像」●●●「維新の群像」 新潮社 ●●● 「小栗上野介は幕末の一人物だよ。あれは三河武士の長所と短所とを両方そなえておったよ。」 この本は時代小説の楽しみというシリーズで、新潮社から出版された..
-
「アームストロング砲」司馬遼太郎●●●「アームストロング砲」司馬遼太郎 講談社文庫●●● 「(佐賀の)洋学藩史の労苦も、ただこの十二発の砲弾で象徴され、完結した」 これも司馬さんの幕末もの短編集です。この本には新選組もの..