記事「平和」 の 検索結果 4475 件
-
高等宗教の要件池田:イギリスの歴史学者トインビー博士は、高等宗教の要件として、「人間も人間以外をも含む自然全体がもつ尊厳性と神聖さに対して、崇敬の念をもつべきことを教えてくれる」「人間各自を”究極の精神的実在”に直..
-
「多様性」「開放性」「寛容性」ドゥ:民族的・文化的な多様性が、アメリカという国を、”継続的な自己刷新力”という独特な能力をもつ躍動的な文明社会にしています。 池田:たしかに「多様性」は、自己刷新をもたらす大きな原動力といえましょ..
-
真の対話に不可欠な要素ドゥ:対話の基本となるものは、他者や多文化を認める寛容の精神です。それがなければ、対話は始まりません。しかし、それだけでは不十分です。”認める”だけでは、「否定はしないが、無視もする」という心根を脱却..
-
私が中国に真に望むのは池田:私はかねてから「二十一世紀は中国の時代である」と予見してきました。また、三十年以上前、歴史学者のトインビー博士と対談したときには、「将来、世界の統合のカギを握るのは中国であろう」という点で一致し..
-
指導者革命こそ急務池田:かつて博士が言われた「地球が病んでいるといっても、根本の問題は、人間自身が病んでいるということです」という言葉を思い出します。 仏教の知見は、「環境の乱れ、社会の乱れは、必ず思想の乱れから起..
-
日本・中国・インド池田:インドは「精神の大国」です。私どもにとっても、仏教発祥のインドには、格別の恩があります。近現代においては、インドの精神的貢献として、ガンジーの非暴力主義が鮮やかに世界に光を放っています。また..
-
正義を判断するのはだれか池田:イラク戦争の際、国連無力論が盛んに言われましたが、私は逆に、国連の必要性が証明されたと考えています。 今日のイラクをめぐるアメリカの苦悩は、国連のような多国間の枠組みがいかに重要で、正統性(..
-
軍事力による解決より大切なことホフライトネル:この「確かに存在する恐怖」は、冷戦時代、多くの衝突を避ける要因の一つでもありました。死人が出ないことはよいことです。しかし、この恐怖によってもたらされる「平和」が道理にかなっているとは..
-
苦難のなかでも理想を確信する池田:第二次世界大戦中、レジスタンスの一員として残虐なファシストとの抵抗闘争を戦いぬかれた博士(ペッチェイ博士)にあってなお「暴力は最大の悪」と語り、決して正当化していません。 私は博士の体験..
-
学際集団ローマクラブの発足池田:私との対話でも、ペッチェイ博士は「経済成長という名の『神話』に、人類は心を汚染されている」と言われました。 人口爆発、環境破壊、資源の浪費、先進国と他の国の悲劇的な貧富の格差・・・。それらが..
-
他者を尊重する池田:「平和の文化」について、私が対談したエリース・ボールディング博士が、すばらしい定義をしておられます。平和の文化とは「人間がたがいに創造的に『差異』に対処し、それぞれの資質を分かち合うことである」..
-
「平和への意志」をどう育むか池田:第二次大戦後、国連ができたのは、「もし再び世界大戦が起きれば、人類の生存さえ危ぶまれてしまう。このような戦争を二度と起こしてはならない」という人々の強い反省と危機感からでした。 戦争を廃絶で..