記事「思索」 の 検索結果 346 件
-
東洋的独裁何で読んだのか、もう遠い昔のことなので、今となってははっきりしない。それは、スターリンの臨終の様子を暴露した内容の文章だった。「スターリンが死んだ!」の言葉がささやかれ、本当かにわかには信じ難く、そ..
-
初期キリスト教の中の悪人正機説仏教にしろキリスト教にしろ、普遍性を達成して世界性を獲得している宗教は、その深い人間哲学において我々の胸を打つ、と言うべきだろう。現在、世俗的権威を得て豪奢な建物に収まり、人々の生活から遠く離れ、高..
-
黒子政治論この国の不可思議な政治状況について、過去何度か書いてきた。大臣御神輿論、中枢がどこにもないクラゲ的権力構造等々、とにかく不思議なことが多過ぎるのだ。アメリカでは、大統領は強力な権限を持ち、議会とも対..
-
見えにくくなっているもの私は仏教徒ではない。宗教に関して言えば、無邪気な無神論者といったところか。無邪気なとは、別に真剣に超越的存在について考察したわけではなく、従って、何ら根拠を持たない無神論者だ、という意味である。ヨー..
-
落ち葉の哲学昼間ウォーキングをしながら考えた。この数カ月雨も少なく、木々はあまり元気がない。と言っても、小雨傾向をものともせず、青々と茂っている木もある。おそらく、木々によって、乾燥に耐える能力には差があるから..
-
企業理念、先見性と先導性京都議定書の目標を真剣に取り組んだヨーロッパ、離脱したアメリカ、離脱はしなかったがほとんど何も出来なかった日本、地球温暖化問題に対する先進国の取り組みは、この3通りだったということになるか。なおアメ..
-
人違いについて昼、壺屋ヤチムン通りから平和通りへと向かって歩いていると、「○○」と、まったく知らない3人連れの人たちから声をかけられた。距離で言うと、ほんの4、5メートルである。ん、私のことかと思うが、呼ばれた名..
-
ストロー効果(ストロー現象)昼のウォーキングのために、早めに昼食をしていると、NHKの報道番組らしきものが流れている。四国連絡橋のしまなみ海道の完成後10年、それによって大きく発展すると思われていた、その海道沿いの一つの島から..
-
いまだ未成熟なパソコン社会パソコンの本格的普及が始まって、そろそろ四半世紀といったところだろうか。私が初めて見たパソコンは、進路部が成績処理のために購入したNEC製の初期型PC9801だった。今も昔も好奇心だけは旺盛な私は、..
-
排除(人類)と共生(自然)夏目漱石『草枕』の冒頭文は、有名である。「山道を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」簡潔にして軽妙、このような表現力は、..
-
心の風景としての過疎と過密過疎、過密という問題にかんして、心の問題としてはどういうように整理したらいいのか、昔から気になっている。ひょっとして社会心理学あたりでは、概念として確立されているのかも知れない。残念ながら、その方面..
-
深く興味を引かれた話先日、友人宅で、昇進祝いの宴会があった。冬眠宣言している私だが、むろん冠婚葬祭のようなのは特別、当然参加する事になる。考えたら、その友人宅の新築祝いに参加したのも、そろそろ1年前になろうかというほど..