記事「思考実験」 の 検索結果 54 件
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私の現時点での始まり(21)私達にとって目の前にあると見えている赤い信号機とは、遠近感としての空間の中で見えているモノであって、私の目の前のモノの大小と言う区別により、私からの遠近として空間が認知されている。つまり、遠近としての..
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私の現時点での始まり(20)私達の視覚は見えるモノが、目の前に有ると見ている。 見えの中での「有る」とは、自体としてある事ではなく、反射する光の網膜から脳細胞への反応として、反射する側面を、知として形成する。 この自体として..
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私の現時点での始まり(19)私達が目の前のそこに有ると見ている赤い信号機は、見ている事をそのまま存在とすれば、赤は信号機の所にある以外にないのです。 しかし光による伝搬を前提にするなら、その信号機の赤とは、眼に見えている「赤」..
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私の現時点での始まり(18)物体の表面の特定の性質に反射する特定の波長の光、其の光が空中を伝搬して、眼球と言うレンズに入り、網膜に像を結ぶ。 ここまでが、外界の物体とか光等による、出来事になる。 網膜の表面にできた光学的像は..
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私の現時点での始まり(17)「信号機に反射してくる光」と言う説明は、私が現に目の前に信号機の赤を見ている事が始まりであり、其の見ている事を、見られる対象たる信号機と見る主体としての私との間に成立している関係と捉える事画できる。目..
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私の現時点での始まり(16)信号機に光が反射しているか、していないかであり、前者なら私達の視覚に捉えられている事で、信号機が目の前にあると見ている事になる。しかし後者なら、視覚としては目の前にあるとならないのです。問題は、前者は..
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私の現時点での始まり(15)まず存在するモノがあって、それが見られる対象になると言う考え方は、今此処で見ている事で知覚されている事を踏まえなければ、成り立たない。見ている事で、此処で今これを見ている時、これは記憶の中に蓄えられ、..
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私の現時点での始まり(14)五感器官を通して知覚されるのは、例えば視覚であれば、光りが反射する事で、波長の違いとして現れ、色として認知される特性になるのです。とすると、予め赤と色の物体があって、それを私達の目が知覚すると言う事で..
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私の現時点での始まり(13)私の目には信号機の所にある赤が見えている。此処にいる私の、その目に赤が見えていると言う事から、信号機の所にある其の赤が、どの様にして此処に居る私の目の中に入ってくるか、と言う問が生まれる。 それが光..
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私の現時点での始まり(12)赤い信号機の場合、確かに目の前の交差点の所にあって、私が現に目の前に見ている時、そこに有る事の何が問われているのか、あるモノをあると見ている何が問題なのか、考えてしまうのです。 しかし現に目の前..
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私の現時点での始まり(11)信号機の赤の場合、其の場所Aから見る私が別の場所Bに移動したら、其の信号機ははたしてどうなっているのかと言う事なのです。当然其の信号機の場合、目の前にしているのであって、見えている通りに見ている事にな..
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私の現時点での始まり(10)交差点の赤信号は、それ自体としてあって、それが私達の視知覚の対象となる。これが、現に目の前に見ている時に成り立っている構造であって、見る者がいなくなったとしても、対象で有ったモノは、そこにあり続けてい..
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