記事「打海文三」 の 検索結果 20 件
-
大泉ほどBARが似合わない男は居ない「探偵はBARにいる2 ~ススキノ大交差点~」大泉洋(主演)/感想先々週に引き続き、先週も連休だった僕は、相も変わらず休みの有意義な過ごし方など全く分かっておらず、だらだらゲームをしていたかと思えば、YouTubeのなすがままに任せて”大泉洋”関連の動画を見続けた挙..
-
お前が罪を犯すなら、私も罪を犯そう「裸者と裸者 -邪悪な許しがたい異端の-」打海文三(原作)/七竈アンノ(作画)/少年画報社最近なかなか高まらない漫画熱が連休も最終日の夜(三連休しか貰えなかった勢)になって燃え上がったので、一気に三冊読み切って思ったのが、案外「裸者と裸者」の上下巻だけで完結だと言われても納得出来る内容だ..
-
戦争は非情?んなこと分かってる!っていうボーイズに”りこめんど”「裸者と裸者〜孤児部隊の世界永久戦争〜」打海文三(原作)/七竃アンノ(漫画)/感想原作の味わいがあまりにも好き過ぎて、今まで敬遠していた漫画版をようやく読み始めました。 否応無しに戦争へと駆り出され、沢山の出会いと別れを経験しつつ綺麗事で片付けられない世界を歩き続..
-
ハードボイルドというより、ソフトボイルドかもかも「暗闇・キッス・それだけで」森博嗣(著)/集英社僕は本を読む人間としては非常に偏っていて、更にその量も少ない。 だから「これがハードボイルド!」と、いう定義は僕の中で一つしかありません。 そう、亡き”打海文三”ティストです。 ..
-
ぼくが愛したあなたの嘘「ぼくが愛したゴウスト」打海文三/中央公論新社/2005年こことは少し違う場所 僕らはそんな案外直ぐ馴染んでしまいそうな異世界へ逃避し続けて来た。 耳が無いくせにネコ型だと言い張るロボットが机から出て来る世界。一頻り暴れまわったらさっさと寝ぐらに..
-
不完全とは、可能性の宝庫である「一九七二年のレイニー・ラウ」打海文三/小学館/2004年/小説/感想また一つ、打海さんの遺産を受け取った。 今回の「一九七二年のレイニー・ラウ」は、骨太な群像劇だった「ハルビン・カフェ」と打って変わって小難しいことは一切無しの、大人な恋愛が粒ぞろいの一冊。 ..
-
ヤングキングアワーズ 2012年2月号リュウマのガゴウ 宮下裕樹それでも町は廻っている 石黒正数蒼き鋼のアルペジオ Ark Performanceタイニープリニウス 大石まさる醒誕祭 水上悟志天にひびき やまむらはじめ裸者と裸者 孤児部隊..
-
狂熱の彼方で見る夢「ハルビン・カフェ」打海文三/角川書店/2002年/小説/感想人生において「この作家の作品全て読みたい」とまで思えるのは貴重だと思う。数冊読んでいるうちに書き手の底が見えて来たり、手法に少し飽きてしまうことも多いからだ。 トコトン特定の作家の作品を読..
-
華を摘み取る女の本性とは...「そこに薔薇があった」打海文三/集英社/1999年/小説/感想いつも打海さんの作品には、色っぽいシーンが付き物であります。言葉のひとつひとつから女性の生々しい裸体を想像させられてしまって毎度モヤモヤするんですよねw 今回のはその色っぽさが凝縮されてまし..
-
酸いも甘いもの初物の醍醐味であ〜る「灰姫 鏡の国のスパイ」/打海文三/角川書店/1993年/小説/感想どんなにミリオンセラーを重ねる有名作家でも、必ず避けては通れない通過儀礼があります。そう、処女作を世に送り出すと言う儀式です。 それに、その処女作が1番の傑作だと言われる作家は、実に稀なのであります..
-
狂気が狂喜を産み、凶器を産み落とす「愛と悔恨のカーニバル」打海文三/徳間書店/2003年/小説/感想本書を読み終えて最初に思ったのは、これ以上の愛情表現は無いだろうということ。様々な愛の形をハードボイルドと言うオブラートに包み、僕らに届けてくれた打海文三さんだが、彼自身はどんな愛を渇望していたのだ..
-
ろくでなしを葬る子守唄「苦い娘(旧題「ピリオド」)」/打海文三/中央公論新社/2005年(1997年)/小説/感想今回の”打海文三”作品も、いつもの”アーバン・リサーチ”シリーズなんですが、珍しくウネ子さんが出て来ませんでしたw 自分が努めている潰れ掛けの印刷所に押し掛けて来て、他の債権者に..
- 前へ
- 次へ