記事「掌編」 の 検索結果 23 件
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歩む 著:赤鈴俺は暗闇の中をずっと歩いている。 歩いても、歩いても光は見えてこない。 それでもいつか光が見えてくることを信じて歩き続けてきた。 何度転んだか知れない。何度つまづいたか知れない。 時々歩くの..
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恋をして 著:赤鈴俺には好きな人がいる。もう2年も片想いだ。これまで俺はこと恋愛に関しては淡泊だった。告白して、フラれたら、その時点で諦めていた。でも、今回は今までの恋愛とは少し違っていた。告白をして、フラれても諦め..
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白猿狩り[お人形物語 掌編]女の子の格好したからって、女の子になれるわけじゃない。 わかっているけれど、それで恵子ちゃんの気持ちがわかるなら、それも 悪くないかな。 そんなことを考えてみる。長い栗色の髪..
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投稿。天国への階段 http://www.jiku-monogatari.jp/entry/?mode=disp&key=1068&lid=&sort=&word=&page=1 時空モノガタリへ投..
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【寄稿】掌編『ドクター・ビートゥギャザー』飛鳥弥生(長編を執筆中で、息抜き)&副編アイ(解説)&鳩羽美咲(元凶)2011年10月27日(木曜日)午後09時39分09秒 『ドクター・ビートゥギャザー』 ある日の深夜。五..
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【寄稿】掌編『外』バックナンバー再掲載2000/10/25 『外{そと}』 飛鳥弥生 2009年 11月 12日 17時 14分 11秒 巨大な苔生した門扉。分厚い鉄板で出来たそれは、町を囲うそびえ立つ石垣に埋もれ、長..
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Castle・imitation「女王陛下にご報告いたします!」 如何にも貧相なスケールメイルに身を包んだ兵士が一人、中央に鎮座する女王に向かい大声を張り上げていた。まだ麗若い女王陛下は、その兵士の言葉に端正な口元をきゅっと..
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鼻by Seesaaショッピング羅生門・鼻 (新潮文庫)¥オチはやはり(やはりというと逆説的な言い方になるかもしれないけど)意外でした。 そうか。そうなのか~。 主人公が僧だということで、わから..
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晴天を誉めるなら夕暮れを待てどこまでも続くように思える突き抜ける青空の下。宮坂は公園のベンチで一休みしていた。木陰を選んだつもりだったが、耳のそばでミンミンと騒がしい蝉のせいで余計に暑苦しい。宮坂は首筋に滴る不快な汗をハンドタ..
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夏の日の出来事午後1時50分。名古屋鉄道を利用して金山まで行くために宮坂は豊橋駅の3番線フォームに立っていた。名鉄の新名古屋駅のように駅の構内に電車が入って来るような作りになっていれば、そりゃあクーラーも効いてい..
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「笑わない姫と町の靴屋」(オープニングに代えて)むかしむかしあるところに、決して笑わない姫様がおりました。今日はその姫様の話をいたしましょう。 確かに今はまったく笑わなくなってしまった姫様ですが、ちょっと前までは笑わないどころか、いつもに..
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