記事「日本残酷物語」 の 検索結果 10 件
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貧しき人々の群れ日本の民衆はひさしいあいだ実に貧しかった。貧しさの中にいると、貧しさがわからなくなってくる。だが、日本をおとずれた外国人たちの目には、日本民衆の悲惨な実情を決してみのがさなかった。朝鮮の外交使節とし..
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日ぐらしの里大正の中ごろまでの東京の貧民窟といえば、神田の橋本町、芝の新網町、四谷の鮫ヶ橋、下谷の万年町が四天王と言われていたが、関東大震災以後は、鮫ヶ橋にはなおいくらか貧民が住んでいても、万年町と新網町にはほ..
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女の苦行子を産むのは罪 世の中の人々がじぶんの思っていること、いいたいことを自由にいえるようになったのは戦争がすんで以来十年あまりのことにすぎないのであるが、それは大きな人間性の開放でもあった。そのなか..
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今も昔も変わらない話元来南部藩は、むかしから金、銅、鉄の産出が多く、「国事多端にもかかわらず、その富天下に冠たり」といわれたほどであったが、元禄以後にわかに産出量が激減し、加うるに凶作、飢饉があいついで襲ったため藩財政..
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近代の暗黒昭和九年(一九三四)といえば東北地方が大凶作に見舞われたころであるが、秋田県からおもに東京、神奈川方面の紡績工場に千八百四十七人の女が出稼ぎにいっており、おなじ県のなかでも仙北郡と平鹿郡の出身者が多..
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畑中章宏『「日本残酷物語」を読む』あらすじ現在にも通底する貧困や災害被害、 社会からの孤立などを描いた 全7巻は昭和30年代刊行。 編集の中心となった宮本常一は 柳田国男の「常民」とは異なる民族像を打ち立てようとし..
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何とかならないかっ現代日本社会のイジメ体質IMG_6124 posted by (C)ボクチンの母 様々な線維筋痛症疼痛疾患や鬱症状に悩まれ、西洋医学治療のみならず病院の漢方薬や自費の日本漢方でもたいした効果がなく、当方に辿り着いて次..
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ブログの更新を怠ると心配されるばかりでなくあらぬ期待をされるので・・・(苦笑DSC_5471 posted by (C)ヒゲジジイ 更新を怠ると、漢方薬を服用中の皆さんからは身体を壊したのではないかと心配され、同業者からはあらぬ期待をされて不愉快だから、しかたなく鳥の..
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現代日本残酷物語FSC_0400 posted by (C)ヒゲジジイ 元気な間に身辺整理をしておくようにと、故郷を捨てた長男達に強く要請された老母達。 常連さんの女性達の中に息子達からこのような残酷..
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名著にトライ!安倍公房「砂の女」を読む新潮文庫の100冊を書店で見て、案外日本の名著を読んでいない自分に気づいた。最近政治経済系の実業本が多いので何冊か取り組んでみようかと。 その1冊目が安倍公房の「砂の女」。なんとこの著書は海外多数..
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