記事「昭和史」 の 検索結果 451 件
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「語り継ぐこの国のかたち」半藤一利 著この本は著者が色々な雑誌等で発表したものを取りまとめた本である。表題に含まれる「この国のかたち」とは司馬遼太郎の造語であり、評論である。それを借りて、老齢になった著者の思いを書いたものをまとめている。..
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「昭和史の教訓」 保阪正康 著昭和史について、多くの著作がある著者が、昭和史からの教訓として伝えておきたいことを書いた本である。特におかしな方向に傾斜していった昭和10年代を中心に書いている。ポイントは①政党政治が自己崩壊していく..
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「昭和の軍閥」 高橋正衛 著昭和史を調べていくと、軍隊のどろどろしたところがわからないと、今一つ理解できない点がある。そこで、この本を読んだが、複雑であり、単純ではない。 日本の陸軍の歴史は、約80年の歴史。その中で山県有..
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歴史に消えた参謀 吉田茂の軍事顧問 辰巳栄一 (産経新聞社の本)【湯浅博】後は吉田が頭を下げた元陸軍中将の隠された実像 CIA文書など一級の史料を駆使、1年以上にわたって産経新聞に連載された「歴史に消えた参謀」を単行本に編んだ現代史のノンフィクション。...続きは本文で..
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【昔と今】東京近辺の進駐軍時代の道路表示私は昭和28年(1953年)から平成25年(2013年)まで約60年東京に住みました。昭和33年には免許を取って車の運転をしましたので。道路については結構思い出があります。 昭和26年に平和..
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【昔と今】誓文払い(せいもんばらい)これは、私の小学4〜5年生・昭和12〜13年(1937〜8年)の秋の行事(売り出し)の思い出から。当時我が家は「古着(呉服)商」でした。そして、11月だったか12月初めだったかに「誓文払い(せいもん..
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【読書】私の読書遍歴(13)長篇三人全集・一人三人全集個人の「全集物」も数多く出ましたが、昭和6年〜7年の「長篇三人全集」は当時の「恋愛小説・家庭小説の流行作家」加藤武雄、中村武羅夫、三上於菟吉の三人だけの全28巻の全集でした。「軒店古本店」では人気で..
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【読書】私の読書遍歴(12)古本店での本の仕入れ以前にも書きましたが「古本店」は「古物商」の「鑑札」をうけて「古物の売買」が出来るのです。 店頭へ素人のお客さんが「本」を売りに来ることがあります。その場で「目利き」して、値段をつけて買い取..
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【読書】私の読書遍歴(11)軒店古本店の場所この「私の読書遍歴」も昭和8年から昭和24年まで続いた(途中2年ほどブランクがありますが)私の父が営んでいた神戸市灘区水道筋3丁目の「軒店古本店」の「蔵書一覧」の様相を呈していますが、これが私の「読..
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【読書】私の読書遍歴(10)新潮社 現代長篇小説全集●新潮社 現代長篇小説全集 全24巻(1930.2 〜) これは、また平凡社「現代大衆文学全集」と違って、「現代小説」「恋愛小説」「家庭小説」といわれる「通俗小説」の分野なのです。「市場(マー..
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【読書】私の読書遍歴(9)平凡社・現代大衆文学全集この全集では、長く、たくさん儲けさせて貰いました。中には不評のモノもありましたが、全般的に「娯楽読み物」として、お客様に喜ばれました。 昭和2年から昭和7年までの出版です。私の小学校入学は昭和9年..
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【読書】私の読書遍歴(8)昭和初期の文学全集戦前、昭和の「古本屋」の一番上の列に並んでいたのが、「円本」のトップを切った改造社の「現代日本文学全集」全63巻でした。 ◎坪内逍遙◎徳富蘇峰◎徳冨蘆花◎幸田露伴◎泉鏡花◎島崎藤村◎田山花袋◎..