記事「時代小説」 の 検索結果 846 件
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第129夜 箱根の駕籠かき★青春小説『炎の蜃気楼』シリーズなどで活躍している桑原水菜さんの『箱根たんでむ』の紹介です。 (平成24年9月集英社文庫版をテキストとしています。) 箱根越えの旅人でにぎわう小田原宿の駕籠かきコンビ、漸..
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第124夜 中山安兵衛、物語の始まりは箱根ご存知、池波正太郎さんの『武士の紋章』から『決闘高田馬場』の紹介です。 (初出は『面白倶楽部』昭和33年画都合掲載、今回は平成6年10月刊新潮文庫版をテキストとしています。) 『剣客商売』『鬼..
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第123夜 ほんの少しですが 19 大阪から箱根を越えて江戸へ『柳生武芸帳』など数々の剣豪小説を残す一方で、音楽にも深い造詣を持ち、さらには麻雀にも強かった、五味康祐『薄桜記』の紹介です。(今回は、昭和40年4月刊の新潮文庫版をテキストとしています。) 妻..
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第105夜 箱根山中 ヤマダチとの死闘写真家でもある中村航太郎さんの『ヤマダチの砦』の紹介です。(平成23年10月刊新潮文庫をテキストとしています。) 飛騨小藩の家老の三男坊の新三郎は、父親に使いを頼まれ京都へ旅立ちます。 この新..
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第95夜 そろそろ旅に、そろそろ箱根に『吉原手引草』で直木賞を受賞した松井今朝子さんの『そろそろ旅に』の紹介です。 (平成20年3月講談社より刊行、今回は平成23年3月刊の講談社文庫版をテキストとしています。) 重田与七郎。後に十..
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第86夜 天下泰平 箱根の関所を行くNHK土曜時代劇「オトコマエ!」の原作者でもある、井川香四郎さんの『鬼縛り 天下泰平かぶき旅』から「姫は泣かない」の紹介です。 (平成22年4月刊祥伝社文庫版をテキストとしています。) 徳..
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第81夜 のぼう様 vs 三成 - 秀吉の小田原攻め -来春映画公開もされる、和田竜さんの『のぼうの城』(2007年11月小学館刊)の紹介です。 天下統一を目指し、北条氏の立て籠もる小田原攻めを決行する秀吉。北条氏の支城の一つである、武州・忍城。 ..
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第76夜 江戸と箱根をつなぐ捜査線この箱根文庫でもおなじみ佐伯泰英さんの『鎌倉河岸捕物控<十七の巻>紫房の十手』の紹介です。 (今回のテキストは平成22年7月ハルキ文庫版です。) このシリーズは、NHKの土曜時代劇「まっつぐ ..
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第72夜 箱根と皇女和宮『恍惚の人』『複合汚染』『華岡青洲の妻』などで知られる有吉佐和子さんの『和宮様御留』の紹介です。 (『群像』昭和52年1月号~昭和53年3月号掲載。今回は昭和56年7月刊講談社文庫版をテキストとして..
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第51夜 歴女も箱根へ!名作『五重塔』の作者、幸田露伴の『蒲生氏郷』の紹介です。 (大正14年9月発表、今回は平成20年9月刊『幸田露伴 ちくま日本文学』筑摩書房所収をテキストとしています。) この作品は、歴史小説の..
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第48夜 銭形平次の箱根関所考『銭形平次捕物控』の作者、野村胡堂さんの『胡堂百話』の紹介です。 (昭和34年11月角川書店刊、今回は昭和56年6月刊の中公文庫版をテキストとしています。) 活字で読んだことはなくても、”神田..
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第46夜 箱根の山は越えにくいぜ第22夜で代表作の『眠狂四郎』を紹介した、柴田錬三郎さんが晩年に生み出した痛快時代小説『御家人斬九郎』の紹介です。 (昭和59年9月刊の新潮社文庫版をテキストとしています。) 武家や豪商の表沙..