記事「時雨亭」 の 検索結果 41 件
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こりこり我が草庵へ出向くのに、なぜ手土産を持参しなければならないのか、なぜ家主が自分の家へ入るだけなのに他人に歓迎されてしまうのか、未だに判然としないが、考えても正解が導けないので考えぬことにした。 ..
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梅雨寒生まれて物心がついてから、劣等感と自己嫌悪の連続です。 梅雨寒やわたしはわたしが大きらい 時雨亭
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蚊遣香都会の部屋なら脂(やに)などで壁や天井が汚れるので電子蚊取りを使いますが、やはりこちらが好きです。 ああ夏なんだなあと思うひとときでもあります。 古傷の痩せ脛伝ふ蚊遣かな 時雨亭
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冷西瓜.沢からの水で冷やしています。 保健所のOKも出ているので平気で飲んでいますが、ご飯はもちろん、コーヒーやお茶にしても絶品の水です。 逝く土地は此処に決めやう冷西瓜. 時雨亭
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遣らずの雨高速を飛ばして時雨亭に来ました。 父よ母よ遣らずの雨の夏炉です 時雨亭
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里山にて里山の今朝の余寒を驚きぬ 時雨亭 雪形や祖父の代まで小作農 二日灸賤が家の炉の横座にて 静電気逃がし宇宙と..
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美味しいトマトは要らんかね午前中の収穫のお手伝いを終え、縁側で昼寝をしていたら遠雷。 見上げると、キャタピラ痕のような雲が浮かんで秋の空。 ふと覚めて耳澄ましたり遠雷す 山頭火 人生に抗っ..
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柚子の大馬鹿十八年今年は柚子の当たり年らしく、収穫の手伝いをしたら、商品にはならないブサイクな柚子を大量に頂いた。 昔、秩父の札所巡りの途中、歩き遍路をしていたら、どこのお寺か忘れたが、すぐ近くの無人スタ..
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木守柿 ~素人俳句が気に食わない俳人~人間サマの取り分はすでに確保して、今年の柿のシーズンは終りました。 後は鳥や虫たちの分で、越冬のための栄養となるよう、このままにしておきましょう。 他にも、再び大収穫できるようにと..
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埋火やくさめに騒ぐ灰白し氷点下の朝は、布団から出ている顔がフリーズドライになったようで、起きるのがつらい。 それでも囲炉裏の埋火を掘り出し、クヌギの炭を追加すると人心地つき、これで一日が始まるのです。 洟..
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こころすなほに御飯がふいた兼業農家の関根さんから新米を分けて頂いた。 天日干しのお米である。 稲穂を下にして干すと、茎からの栄養が下がって、より美味しくなるのだそうだ。 長いこと日本人やってるのに、稲架掛..
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古屋の漏り台風接近の予報でまたオロオロした。 我が庵は予想進路のほぼ中心に位置している。 こんな時にプラス思考など無理だが、それでもボロ屋のどこかに不具合が見つかるだろう、これは言ってみれば千載一遇..