記事「書評」 の 検索結果 4813 件
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同志への手紙/今年、最も影響を受けた2冊の本同志のみなさんへ 今年もあと一週間となりました。みなさん、年の瀬をいかがお過ごしですか。今年も色々ありましたが、私にとっては(おそらく同志のみなさんにとっても)一番の大きな出来事は政治グループ「..
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『ハーフ オプション 軍事費を半分に!―市民からの提言』刊行なる!リーフレットの一部を抜粋します。 『ハーフ オプション 軍事費を半分に!―市民からの提言』 青木雅彦著 A5判 総334頁 一冊 1995円(税込)、送料340円 草莽社(京都市)刊..
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<書評>『生活保障―排除しない社会へ』(宮本太郎・岩波新書)/ 労働中心社会は息苦しくないか本書のタイトルとなっている「生活保障」という言葉は平易ではあるがなじみのあるものではない。著者はこれを「雇用と社会保障を結び付ける言葉」として使う。その生活保障が大きく揺さぶられるようになって久し..
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未読の『1968』を論じる小熊英二の『1968』がボロクソに言われています。ホンマにそんなにひどい「誤読」「誤用」「捏造」「歴史偽造」満載本なのでしょうか。私自身はまだ読んでいません。本が出てすぐに図書館に予約を入れました..
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書評 『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』(湯浅誠・岩波新書)この書評は、季刊『ピープルズ・プラン』誌の43号に掲載するために書いたものです。 読んでいて胸にズキンとくる部分があった。痴呆の母親を自分の手であやめ、自らも自殺をはかって一命を取り留めた京都..
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【書評】『全国学力テスト、参加しません。』/『奇跡と呼ばれた学校―国公立大合格者30倍のひみつ』2007年4月24に行われる「全国いっせい学力テスト」に不参加を決定した愛知県犬山市の教育委員会が緊急出版した『全国学力テスト、参加しません。』(明石書房、1200円)を読みました。とてもいい本で..
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<書評>『女たち(リブ)の共同体(コレクティブ)―70年代ウーマンリブを再読する』(西村光子著/社会評論社/1700円)■豊かな筆致で「リブ」を追体験 読む前にちょっとした先入観があった。「リブ」と「フェミニズム」に関する本?「フェミニズム」はもちろん「リブ」にも一知半解の自分には、きっと読むに骨が折れるに..
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『不安型ナショナリズムの時代―日韓中のネット世代が憎みあう本当の理由』「嫌韓」「嫌中」の若者の背後にあるもの 小泉首相が靖国神社を参拝した八月十五日、二十五万人もの人々が靖国に足を運んだが、そこには多くの若者の姿があったという。彼らの一部がそれを「靖国参拝オ..
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【書評】『美しい国へ』(安倍晋三著、文藝新書、730円)ボンボン政治家の「闘う政治家」宣言 安倍晋三氏と私は同い年である。私は1954年の4月生まれで、安倍氏は9月。今年(06年)共に52歳である。私たちの世代は、安倍氏も述べているように「団塊と新..
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【書評】 『若者が働くとき』(熊沢誠、ミネルヴァ書房)●ノン・エリートへの一貫した「優しい眼差し」 熊沢さんの書物は、どれも、働く者への優しい眼差しに貫かれている。本書中でも、不安定な雇用形態で一生働かねばならないかも知れないフリーターたちにむ..
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書評 『フリーターにとって「自由」とは何か』この本の特徴を一言で言えば、フリーター自身の筆による「フリーター階層の権利宣言」ということになろうか。著者は、1975年生まれというから団塊Jrそのものだ。大学院を修了しているので、一般的にイメ..
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書評『ニート フリーターでもなく、失業者でもなく』玄田有史、曲沼恵美 著 発行:幻冬社 定価:1500円 ニートを「社会問題」にした古典 いまや「古典」とも言うべき書物かもしれない。この本が世に出たのは昨年の夏。以降、怒濤のような「ニート」..