記事「森戸辰男」 の 検索結果 11 件
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有沢広巳と森戸事件の空白有沢広巳「わが思い出の記:森戸事件のあとさき(二)」(『エコノミスト』1956年4月号)を読み直して、改めて気づいたことがありました。 【教授会の責任を問う】 森戸事件のさなかに、ちょうど大正..
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“10日間限り”の森戸事件森戸事件に関する新聞記事ですが、猪間驥一にスポットライトを当てて、時系列に並べると、実に興味深い事実が浮かび上がってきました。今書いている論文に収録するためにまとめてみましたので、ご覧いただければと..
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森戸事件と大内兵衛の欺瞞2ところが、左派の学生団体、新人会が動き始めて様相が変わってきます。 一たびこの事件が起るや、一般ジャーナリズム、特に新聞は実にやかましくなってきた。また雑誌『我等』は火蓋を切ってこの問題を扱い、..
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森戸事件と大内兵衛の欺瞞1前回取り上げた大内兵衛の3冊の本のうち、『私の履歴書』には森戸事件の概要がまとめられており、これを当時の新聞記事と照合すると、大内のごまかしがはっきり見えてきます。 それでいよいよ森戸君と僕は起..
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大内兵衛と糸井靖之の死ずっと気になっていた大内兵衛と糸井靖之の関係ですが、次の3冊を読んで、新たにわかったことがありました。 ◆大内兵衛『旧師旧友』(岩波書店、1948年) ◆大内兵衛『私の履歴書』(黄土社書店、..
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猪間驥一と森戸事件の真実③森戸辰男の『思想の遍歴(上):クロポトキン事件前後』を読めば読むほど、森戸への疑問がわいてきますので、ほんとうはここまで範囲を広げたくないのですが、思いきって書いておきます。 私が一番ひっかかっ..
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猪間驥一と森戸事件の真実①森戸辰男の『思想の遍歴(上):クロポトキン事件前後』(春秋社、1972年)を読んでみたのですが、意外なことがいろいろあって驚きました。 ◆森戸辰男への驚き この書には、森戸事件関連の新聞記事す..
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森戸事件と猪間驥一の意志2森戸事件: 1919年 12月東京大学経済学部の学術機関誌『経済学研究』創刊号に,経済学部助教授森戸辰男が発表した論文『クロポトキンの社会思想の研究』をめぐる筆禍事件。学内右翼団体興国同志会の上杉慎..
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森戸事件と猪間驥一の意思1919年9月、猪間驥一(いのまきいち)は東京帝国大学に新設された経済学部の第一回生として入学しますが、翌1920年の初頭、森戸事件に遭遇します。 まさか彼がこの事件に深く関わっていたとは思わな..
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猪間驥一の東大追放・補2大内兵衛『私の履歴書』(1951年)では、第7章に当たる「ヨーロッパ留学」の後が、「再び教壇に」となっており、1923年9月、関東大震災で帰国した後の東京帝国大学経済学部のようすがつづられています。..
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家族が語る猪間驥一3猪間がクリスチャンであると私は確信していたのですが、ご家族によれば、これも間違いだということでした(なぜクリスチャンだと思ったのか、その根拠になったものは、論文等の中で聖書からの引用が多いこと、東大の..
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