記事「武田泰淳」 の 検索結果 11 件
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史記の世界像武田泰淳『司馬遷―史記の世界』を読む。 本書は戦前に書かれたものなので、今日その位置づけが、どうなっているかはわからない。しかし、本書が、小説家ならではの明晰な史記の「世界像」を、描..
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成仁武田泰淳『秋風秋雨人を愁殺す:秋瑾女士伝』を読む。 秋瑾(しゅうきん)、字は、璿卿(せんけい)、号は競雄。鑑湖女俠と自称した。浙江(せっこう)省紹興の人。清末の女性革命家である。タイ..
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第47回:十三妹(武田泰淳・中公文庫2002)舞台は三百年前の中国。 大邸宅の深窓の奥の奥、第一夫人と第二夫人が首を切り落とす話をしているところから物語は始まる。 この第二夫人が主人公・十三妹。十三妹と書いて「シイサンメイ」..
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『処刑の島』を見た【映画】武田泰淳の短編小説「流人島にて」を石原慎太郎脚色、篠田正浩監督で映画化したサスペンス武田泰淳の短編小説「流人島にて」を 石原慎太郎脚色、篠田正浩監督で 映画化したもの。 復讐サスペンスものなんすけど、 なんだかいまいちでした。
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人間のみ持てる豊かさ『もの食う話 - 文藝春秋編』- スポンサーリンク - 新文庫版。本屋でタイトルと表紙の絵に惹かれて購入した。食べなければ死ぬというのは生き物にとっての大きな制約である。そこからあらゆるエネルギーを得ることができ..
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愛用品最近,ん十年愛用の,誰にもらったかも忘れた大理石の文鎮を落として割ってしまった。このところ似たようなことが続いていて,ちょっと気になる。 愛用するということは,日々手になじみ,そこにあること..
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武田泰淳生誕101年記念?【閲覧注意】ある人は、武田泰淳を無頼な男と評した。中国の血なまぐさい戦記に出てくる一登場人物のように見えたらしい。60歳を過ぎた頃の彼のことだったろうか。講談社文芸文庫の『風媒花』の解説文にそう評してあ..
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森と湖のまつり (冒頭部分) 武田泰淳/初出「世界」(昭和30・8~33・5)高大連携情報誌 調べもの新聞 【ブログ=穴埋め・論述問題】 森と湖のまつり (冒頭部分) 武田泰淳/初出「世界」(昭和30・8~33・5) 一 阿寒の湖は..
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白昼の通り魔映像がおもしろい「白昼の通り魔」 やっぱなあ、やっぱかっこいいんだよなあ。 大島渚ってやつはなあ。 映像がかっこいい。 いちいち良いんだからなあ、モノク..
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ひかりごけ人間を殺すことと、人間の肉を食べること。この二つの行為が、どこかおのおの異った臭気を発散することだけは、感覚的にわかります。 何故異るのかと考えつめると、理由はごく簡単である。殺人の方は二十..
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贋札(ニセサツ)の世界史『贋札(ニセサツ)の世界史』by植村峻(2004、日本放送出版協会) 大島渚映画の原作版「白昼の通り魔」が同時収録されていたせいもあって 武田泰淳『ニセ札つかいの手記』(1963、講談社)を1..
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