記事「海外文学」 の 検索結果 166 件
-
ち・『塵よりよみがえり』レイ・ブラッドベリブラッドベリは日本にいたころから大好きで、 日本語で出たものは大半読み漁りました。 全部、文庫ですけどね。 ドイツでは、日本語で出てなかったもの、手に入りにくかったもの、 いくつかあったので、..
-
『アイヴォリー ある象牙の物語』マイク・レズニック一気に読んでしまいました。いやあ、久々の(でもないか)エンタメ、やっぱり面白いよ。 レズニックってB級SF大量生産する作家だと聞いてるけど、『キリンヤガ』よりはエンタメ性が濃いものの、これも相当..
-
た・『旅人よ、汝スパルタに来たりなば』ハインリヒ・ベル邦題は適当、『Wanderer, kommst du nach Spa...』のことです。 といっても、お薦めはこの短編一本というわけではなくて、 短編集一冊まるごとお薦め。 ベルは他にもお薦め..
-
し・『ジェニイ』ポール・ギャリコファンタジーと言えば最近では「剣と魔法の世界」ばかりだと思われてる気がしますが、 古典的ファンタジーの名作と言われたら私は真っ先に『ジェニイ』を挙げます。 あと、ナルニアとかクラバートとかもかな。..
-
さ・『サンドバーグ詩集』カール・サンドバーグ詩の良し悪しは、本当に読み手の感性や好みで左右されると思うので、 お薦めは、敢えてしませんが。 サンドバーグをはじめて読んだのは、確か高校の図書館の一画でした。 しょっちゅう入り浸っていたの..
-
く・『クラバート』プロイスラーこの本も、割とメジャーなほうなんでしょうか。 作者のオットフリート・プロイスラーは 30ン年前のドイツでもすでに子供に大人気の作家でした。 私が初めて読んだのは『小さな魔女』だったかな。 ..
-
き・『キリンヤガ』マイク・レズニック7冊目にしてやっと出てきました、SF。 と言ってもこれは、以前に某所で友人が言ってたとおり、 SF読みばかりが楽しめる作品ではなく、 SFに縁のない人にも抵抗なく受け入れられる作品でしょう。 ..
-
お・『大きな帳面』アゴタ・クリストフて、これ邦題『悪童日記』のことです。 あ~、やっとメジャーな作品が出てきました。 説明要らずですよね? ってのは危険な思い込み? いや、ドイツやメキシコでのクリストフの知名度の低さから..
-
え・『疫病犬と呼ばれて』リチャード・アダムズこれは確か、中学一年くらいのときに お正月にお年玉代わりに親からもらった本。 そのとき読んで、めっちゃ気に入って、 でもそれ以来読み返すチャンスはなかったので、記憶はややあいまい。 リチャ..
-
『死の床に横たわりて』フォークナースウィフトの『最後の注文』は割とすんなり読めたのに、これは入り込むのにえらく苦労しました。フォークナーなんて普段読みつけないからでしょうか? 一応冒頭に主要人物一覧があるので、それを参照しつ..
-
『インド夜想曲』アントニオ・タブッキなんでこの本を読もうと思い立ったんだったか、そんなに前のことじゃないのに忘れてしまいました。旅をテーマにした作品(このところ読み漁ってます)てことと、翻訳が須賀敦子ってことと、インドだからってのもあ..
-
『黄金の魚』ル・クレジオ今月(て先月のことですが)のル・クレジオ二冊目。 『パワナ』に比べて流暢な訳文で、その点で充分及第点。偉そうですんません。 同じ作者の『砂漠』を思い出す。『砂漠』は処女長編で1980年、こ..