記事「清沢洌」 の 検索結果 27 件
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先祖の話民俗学者・柳田国男に、「先祖の話」と題する著作がある。昭和20年10月22日に記された自序に、終戦直後の柳田の気持ちがつづられている。 昭和20年4月上旬に筆を起こし、5月の終わり..
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愛国心の悲劇愛国心は、ソロバンに乗らぬものらしい。 外交評論家・清沢洌の「愛国心の悲劇」と題する評論に出てくる一節である。 権威主義と呼ばれる国々の報道に接するたびに、そう思う。 「愛国心..
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ぼんやりした不安安倍晋三元首相が凶弾に斃れた。にわかに信じがたい情報である。谷山電停前で南日本新聞社が号外を配っていた。「安倍元首相心肺停止 拳銃で撃たれる」。事実であった。 ほんの少し前、朝日新聞のホームページ..
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白バラのゾフィー先日、切り抜いた新聞記事を整理していると「白バラのゾフィー再び光」と題する紙面が出て来た。昨年5月14日付朝日新聞である。 ゾフィー・ショル(1921~1943)。第2次大戦中に、ナチス批判..
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保阪正康さんの論考保阪正康さんが、新聞社のインタビューで先の衆院選について次のように分析しておられる。2021年11月5日付朝日新聞である。 「哲理なき現状維持」「ないがしろの憲法無力化する立法府戦後は終わるのか」..
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陰謀論最近の新聞を読んでいると、「陰謀論」に関する記事を目にするようになった。毎日新聞が6月4日から6月6日まで、3回にわたって陰謀論に関する記事を連載した。「見る探る 陰謀論の思考とは」である。記事を書..
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清沢洌の見た下関清沢洌の「東洋経済新報・視察記」は、昭和19年の下関の様子を記している。現代では不適切な表現が含まれているかもしれない。敢えて清沢の記述をそのまま引用する。 知人から聞いた話として、こう記している..
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清沢洌と佐世保外交評論家の清沢洌は、昭和19年5月27日から6月11日まで九州へ講演に出かけている。「東洋経済新報・視察記」と『暗黒日記』に、長崎県佐世保市に関する記述がある。同地には海軍の根拠地、佐世保鎮守府が..
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清沢洌の九州講演旅行外交評論家の清沢洌は、昭和19年5月27日から6月11日にかけて九州各地で講演を行っている。前回は鹿児島県について記したのだが、清沢は宮崎県や長崎県についても面白い話を書き残している。評論社の『暗黒..
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清沢洌と鹿児島大正から昭和前期にかけて活躍した外交評論家に、清沢洌(きよさわきよし)がいる。清沢の著作である『暗黒日記』や『清沢洌評論集』は、何度読んでもおもしろい。アメリカ留学や海外での活動が長かったせいであろ..
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「経済倶楽部だより」より②「経済倶楽部だより」(『東洋経済新報』1933年10月7日号) ◇9月29日定例午餐会、当日の講演者は明大教授中瀬勝太郎君、演題は『江戸時代の会計組織と勘定奉行』、徳川の治世が三百年も続いた重要な原..
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石橋湛山と自由通商協会石橋湛山と自由通商協会の関係を確認するために『上田貞次郎日記』を参照して驚いたのは、1936年2月26日の二・二六事件の翌日、二人が同じ場所にいて、この事件についての議論の輪に加わっていたことです。..
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