記事「物語」 の 検索結果 3250 件
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『本の背骨が最後に残る』/斜線堂有紀 ◎斜線堂有紀さんは、初めて読む作家さんです。本作『本の背骨が最後に残る』、表紙からして幻想的で耽美で、非常に魅力的です。読む前から期待が高かったのですが、全くそれを裏切らない素晴らしい作品でした!!私、..
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竜胆の乙女「竜胆の乙女」は第30回電撃小説大賞を受賞して、 発売から1週間で重版が決定した作品です。 独創的な世界観が絶賛されるが、 ある衝撃的な一行が選考会で賛否が別れたと 紹介されていました。 ..
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『朝星夜星』/朝井まかて ◯出島の阿蘭陀商館で西洋料理の修行した料理人・丈吉に見初められ嫁となったゆきは、〈自由亭〉という日本初の西洋料理屋を始めた夫に従い、長崎での開業、大阪への進出、ホテル経営の一端を担い、現場を退いて家庭を..
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朗読079「いつかの空」「いつかの空」を思い出す・・・。079いつかの空.mp3
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『ばくうどの悪夢』/澤村伊智 ◯澤村伊智さんの描くホラーって、圧倒的に暴力的で、理不尽で、とにかく怖いんですが、本作『ばくうどの悪夢』のもちろん、しっかりそれを踏襲しています。そして、今回ほど〈怪異も怖いが、人間も恐ろしい〉を増幅さ..
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朗読077「コーヒーをもう一杯」僕はコーヒーが好きなんだ・・・。077コーヒーをもう一杯.mp3
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『復讐の協奏曲』/中山七里 ◎〈悪辣弁護士・御子柴礼司〉シリーズの第5作目『殺戮の狂詩曲』は、主人公である弁護士・御子柴礼司が少年時代に〈死体配達人〉の名をつけられた少女殺害事件の被害者の友人の追憶から、始まる。中山七里さんのこの..
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『財布は踊る』/原田ひ香 ◯原田ひ香さんは、『三千円の使いかた』や『一橋桐子(76)の犯罪日記』で、身近な〈お金の話〉を軽めの物語にしてくれる作家さん、というイメージがあります。本作『財布は踊る』も、様々な登場人物たちと〈お金〉..
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『うつくしが丘の不幸の家』/町田そのこ ◯初、町田そのこさん作品。本屋大賞の『52ヘルツのクジラたち』とか『宙ごはん』とか、ビターでありながら心に響く作品を書く方なのかな、という認識だけあったので、なんとなく『うつくしが丘の不幸の家』というタ..
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第4弾VR写真展を終えて「魔法の葉」より 1月16日に、VRギャラリー、ギャラリスト3Dを利用した4回目の展示を終えて。 今回は、枯れる植物の姿と重ねて、私が撮影する時間の中に広がる空想の世界をテーマにした「グリム童話の..
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『ファミリーランド』/澤村伊智 ◎なんていうか、非常に後味が悪いですよ・・・色んな意味で。私的には、澤村伊智さんといえば〈理不尽が過ぎるホラー〉と〈圧倒的に暴力的な怪異〉が無双する小説を書かれる作家さんというイメージだったんですが、本..
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『イヴリン嬢は七回殺される』/スチュアート・タートン ◎書評で「正統派ミステリーにタイムループと人格転移というSF要素を組み込んだ」と大絶賛された本書、『イヴリン嬢は七回殺される』。時系列も登場人物たちの関係も、世界観も設定も、複雑。正統派ミステリーの名に..