記事「狂歌」 の 検索結果 96 件
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木の下合戦 ~ 『まっせとはへちにはあらじ木の下のさる関白をみるにつけても』vs『御所柿は独り熟して落ちにけり木の下に居て拾う秀頼』大相撲九州場所も大関霧島の優勝で幕を閉じ、熱を入れてみてしまった齋藤杏花 (さいとうあんな)とすればいささかロスト状態にあるところです。 さあ気分を取り直し、このとこ火曜恒例の某国営放送大河ドラ..
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写楽と恋川春町 1 大田南畝と狂歌雲母(キラ)摺りの歌舞伎役者大首絵二十数枚を引っ提げて東洲斎写楽が江戸の町に現れたのは寛政六年五月、恒例の曽我祭に合わせた版元蔦屋の企画物に飛び付いたのは芝居好き、役者好きの人たちばかりではなか..
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写楽斎と八丁堀 1 此道くらき江戸後期、文芸の分野で大いに活躍した大田直次郎(南畝、蜀山人)が大変に筆まめな人物であったお蔭で、二世紀もの時を隔てた今、私たちは当時の細々とした出来事、風物等のあれこれを手に取るように知ること..
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明けましておめでとうございます+初詣は氏神さんへ、東博の「大安寺の仏像」展も鑑賞しました若水に 漱(くちすす)ぎさて おめでたう (高橋 睦郎) 詩人の睦郎さんの句集『十年』から引きました。若水とは、元日の朝に初めて汲む水をいいます。この水でうがいをするのは、一種身を..
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2021年、明けましておめでとうございます我に許せ 元日なれば 朝寝坊 (夏目 漱石) ほとんど川柳のような漱石先生の一句から始めましょう(笑)。2021年、丑年の今年も「饒舌三昧」、どうぞご贔屓に。 元旦..
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偽筆の天才・文宝亭文宝大田直次郎(南畝)を狂歌の師として仰ぎ、書画会などを取り仕切っていたのが文宝亭文宝の狂名で知られる亀屋久右衛門(1768~1829)で、飯田町にあった茶商へ婿養子として入った人物。別号を食山人、散木と..
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又しても 同じ話に 孫ほめる 達者自慢に 人をあなどる 横井也有又しても 同じ話に 孫ほめる 達者自慢に 人をあなどる 横井也有 横井也有が70歳の頃に詠んだ狂歌で、私のことのようだ。松浦清(静山)の「甲子夜話」にもある。 横井也有は、江..
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若者を しごいてやるは 今は死語 昔特訓 今はパワハラ若者を しごいてやるは 今は死語 昔特訓 今はパワハラ 2019年11月29日
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手はふるふ足はひよろつく歯はぬける 咏老狂歌咏老狂歌 しはがよるほくろが出来る背がかゞむ 頭ははげる毛はしろくなる 手はふるふ足はひよろつく歯はぬける 耳は聞えず目はうとくなる 身にあふは頭巾ゑりまき杖..
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《今日の光》狂歌 ひさかたの光さやけき秋の日に しづ心なく国の散るらむ ..
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猫も杓子も知ってはいるけれど、実は何のことなのか良く分からない、そんな言い回しの一つがこれだ。何んとは無く「誰も彼もみんな」の意味が込められている事は知識としてあるが、じゃあ、何故そんな言い回しが、いつ何処で、..
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あなたじゃないのあなたじゃない あなたを待っていたんじゃない太宰治の本で見つけたものだが、狂歌なのか都々逸の一節なのか分からない。 <あなたじゃないのあなたじゃない あなたを待っていたんじゃない> 軍国主義が台頭して、それを歓迎する世相に対して戯れ歌として..
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