記事「網野善彦」 の 検索結果 28 件
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網野善彦「日本論の視座」長らく網野氏の歴史本を読んでみたいと思っていて、初めて手にした。期待を上回る幅広いジャンル、細かな史料も押さえ、無名の研究者の業績もすくい上げている「怒涛のような」本だったが、あまりにその情報の多さと..
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明王院(滋賀県大津市葛川)今日は晴れていたようだ。朝10時過ぎにカーテンの隙から外を見た時は晴れていた。そして昼過ぎまでずっと晴れていたようだ。ほんとなら山に行ってもいいはずなのだが、なぜかその気になれなかった。風が強か..
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今朝の雪生活の方はあいかわらずで、今日も採点。沖縄の授業のスクーリング・レポートの。ただそれも午後に回してしまったのは、「無主の境(さかい)」の断章を書いてしまいたかったからだ。網野善彦の無主・無縁の概..
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無主の境(さかい)近頃、放射性物質はもともと無主物なのだ、という議論がなされた。汚染され営業できなくなったゴルフ場から汚染除去を求めて訴えられた件で東京電力がそう答弁して除染を断ったということである。当該の地方裁..
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朱蒙・・・たとえば五世紀の初めの高句麗の好太王碑の最初の書き方は、「それこの国の基は、スム王(朱蒙)が開いたということが、最初の文言なんです。朱蒙は、諡(おくり名)は東明王です。そうすると、高句麗でもだ..
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アジールの日本史 イタリアの債務危機 夏目琢史アジールの日本史 欧州の金融危機でイタリアの政権が教会に対する課税強化の動きを見せました。 いままでそれをしてこなかったというのはやはり力が強くてできなかったからなのでしょう。 ..
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網野善彦(1991.1)『日本の歴史をよみなおす』筑摩書房オーツが読んだ本です。 オーツは、もともと歴史にはあまり興味がなく、自分とは縁遠いものだと思っていました。 何の因果か、たまには歴史の本でも手に取ってみようと思ったのでした。 本書は五つ..
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差別網野善彦『日本中世に何が起きたか』を読む。 著者が崩した常識は一杯あるが,本書は,そうした我々の常識崩しには格好の著作といっていい。 まず日本という国はいつ成立したのか。 「日本..
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昔からあって、いつまでもある。『私が最近、根底から考える必要があると思っているのは、 「日本という国は昔からあって、いつまでもある」というぼんやりした意識、 「日本は孤立した島国だ」、 「日本は農業社会で..
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海と列島の中世 網野善彦海と列島の中世 著者:網野善彦 出版:講談社学術文庫 海が人と人とを隔てる境とみる見方がわれわれの中にはとても 根深く入っていて、何の疑いももたないままにきているが、 実は海は人と人とを..
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めも:絹小袖を持っていた百姓の女性たち表題を意外に思う人は先ず百姓≠農民であることを思い出し、百姓が様々な職業人の総称だったことに発想を切り換えねばならない。 養蚕はすべて百姓の女性が行ない、絹織物も百姓の女性が織っていた。..
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めも:鎌倉時代の「土民」「地百姓」網野善彦によれば、「土民の去留」についての御成敗式目の追加法(建長五年=1253年)は「民意に任すべし」とあり、この時代の平民、百姓、土民には移動の自由があった、と言う。 尚、ここで「土..
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