記事「肺がん」 の 検索結果 1584 件
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サルビアの会9月患者会(その6)それを聞いて、肺がん治療後のASさんが言います。 「でも、私も太れないのが気になってしかたありません。やせていると体力がつかないんです。手術のあと急に猫背になりました。これは力がついてないせい..
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がんとの長いつきあい(KGさんの場合)~続けた外来受診結局、つぎの外来受診時の採血結果で、KGさんの奥さんの腫瘍マーカーの数値はもとにもどっていた。 KGさんは、これならほかのがんの可能性があることを思わせるようなことを言ってくれなければよかっ..
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がんとの長いつきあい(KGさんの場合)~大学病院の医師って何?それにしてもどうしてとKGさんは思う。妻は、結局、肺がんだった。大学病院へ2年間も通っていたのに、どうしてそれが分からなかったのか。そのことが納得できなかった。 しかし、一方で、初めて妻のレ..
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がんとの長いつきあい(KGさんの場合)~夫婦二人での病院通いKGさんの奥さんは、やはり肺がんだった。したがって、左の肺の上半分を切り取る手術が追加されることになった。 ただし、前述のように、胸腔鏡手術は小さなきずですむので、手術後の回復が速い。きずの..
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がんとの長いつきあい(KGさんの場合)~肺の内視鏡手術(胸腔鏡手術)内視鏡手術は、今では、からだのさまざまな部位で行われるようになった。膀胱鏡から始まり、腹腔鏡、関節鏡、そして胸腔鏡である。 胸腔鏡手術は、通常、胸に三つの穴をあけて行われる。一つから内視鏡カ..
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がんとの長いつきあい(KGさんの場合)~担当医の交替KGさんの奥さんは、医師に言われるままに経過観察を受けた。そうして2年が経った。まだX線写真に変わりはないという。 その春、定期の異動に当たったらしく、担当医が変わることになった。 「..
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がんとの長いつきあい(KGさんの場合)~経過観察そして、気管支鏡検査が行われたが、結果はやはり担当医が言った通り、なにも特別な異常は出なかった。 担当医はKGさんと妻に言った。 「やはり、経過観察でいいと思います。肺がんを積極的に疑..
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がんとの長いつきあい(KGさんの場合)~今度は妻の肺に異常ホルモン治療を続けるうち、KGさんのPSAは完全に正常にもどった。たしかに顔がほてるとか、胸がドキドキするといった症状が気にならないではなかったが、PSAが正常にもどっていると聞くと、それだけでなに..
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がんで死ぬわけにはいかない(UDさんの場合)~父親の看取り自分の家には、食事の用意と洗濯の時、そして夜寝るためだけに帰り、それ以外の時間を病院での父親の介護に当てた。父親は、呼吸が少し楽になると、家に帰りたいと言うようになった。しかし、UDさんは父親を兄の..
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もうけた命(NMさんの場合)~がんになってよかった普通に何気なくしている人を見て「もしかするとこの人も自分と同じように苦しみを抱えているかもしれない」と思うことは、本当に他人への思いやりの気持ちの表れなのだろうか。 NMさんは、それを自分が..
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もうけた命(NMさんの場合)~がん患者の夢と絶え間ない不安その後、しばらく落ち着いていたNMさんの腫瘍マーカーは、再びわずかだが上昇し始めた。この時、転移が分かってからすでに5年が過ぎていた。 こんどの治療薬は、最初に使った飲み薬にしたいとNMさん..
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(がん関連情報)~がんの症状NMさんのこの考えはまったく正しい。がんによる症状が出たとしても、それが命に関わることになるのは、本当の最期の状態になってからがほとんどである。 がん患者であるか否かにかかわらず、ほとんどの..