記事「船戸与一」 の 検索結果 106 件
-
『三都物語』船戸与一ある種の脈絡をたどって船戸与一『三都物語』読了。明日はハチナイのラノベだ。冒険小説スタイルから外れた野球界を舞台にした小説なので、読者からは普段の作風からはやや毛色が違うと思われてるようだけど、日本..
-
水戸学が幕府を擁護し、幕府を討つ前回の続き、静澄の手紙の後段の後半である。 「(中略)松平定信は水戸学の中興の祖と言われる藤田幽谷を登用して内憂外患の時期に日本という国家はどうあるべきかについての論述を提出させました。国防に関す..
-
松平定信が近代日本の基礎をつくった今回は静澄から洗元に宛てたとされるエピローグの手紙を取り上げたい。 すでに触れたとおり、この手紙はスルッと読んでしまえば何も残るところのない内容であるが、満州国演義、新・雨月とのつながりを合わせ..
-
蝦夷地別件と実在の人物・エピソードさて、あなたは蝦夷地別件を読んでいったいどこまでが事実で、どこまでが虚構なのだろうか、と思ったのではないだろうか。 筆者は初読時にはこの小説のほとんどが虚構だと思っていた。 しかし、今回..
-
蝦夷地別件下巻まとめ蝦夷地別件3.pdf 【取り扱う期間】1789年8月~1793年2月上旬(寛政元年7月~寛政4年12月下旬) 【概略】 松前藩鎮撫軍は厚岸を経て野付嶋に到着する。 野付嶋、根室、厚岸な..
-
蝦夷地別件中巻まとめ蝦夷地別件2.pdf 【取り扱う期間】1789年5月~1789年6月23日(寛政元年5月~寛政元年6月1日) 【概略】 中巻ではいよいよアイヌの蜂起、国後目梨の戦いが始まる。 適正規模の蜂..
-
蝦夷地別件上巻まとめあなたは蝦夷地別件を何年くらい前に読んだだろうか? もしそれが10年以上前ならば、おそらくほとんどのことを忘れているのではないだろうか。今回のまとめを少し読んでみて何も思い出せないようならば、ま..
-
水戸学と国学と尊王攘夷~新・雨月に至る前史2「なぜ、長州藩は幕府と争ったのだろう」という問いに辿り着く前に、例によって順に見ていこう。まずは、「尊王攘夷運動はどのように展開したのか」、「安政の大獄はなぜ起こったのか」、「国学、水戸学は尊王攘夷..
-
布袋の寅蔵の忠義最後に布袋の寅蔵についてである。布袋の寅蔵は長岡文治町に居を構えた元博徒で、河井継之助(かわいつぎのすけ)の説得により長岡藩の間諜のような働きをする。 役割としては、河井継之助の人となり、北越戦..
-
奥垣右近の焦燥物部春介につづいて、会津藩士・奥垣右近についてである。 奥垣右近は、物語前半は役職がはっきりしない。下巻になってやっと軍事奉行添役という役職をもらうが、前半は間諜なのか連絡役なのか。 ネット..
-
新・雨月~戊辰戦役朧夜話 下巻まとめ新・雨月下巻.pdf 【取り扱う期間】慶應4年(1868年)8月20日~明治元年9月22日 【概略】 土方歳三らの読み通り、西軍は石筵口の母成峠を突破し鶴ヶ城城下へ侵入した。会津藩は混乱し..
-
新・雨月~戊辰戦役朧夜話 中巻まとめ新・雨月中巻.pdf 【取り扱う期間】慶應4年(1868年)6月1日~慶應4年8月20日 【概略】 輪王寺公現法親王が会津に入り、奥羽越列藩同盟は北方政権樹立への錦の御旗を手に入れた。 ..