記事「若木康輔」 の 検索結果 42 件
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『サウダーヂ』クロスレビュー 若木康輔(ライター)、深田晃司(映画監督)俺は田舎生まれボーイスカウト育ち 悪そうな奴は大体ニガテ 若木康輔(ライター) 頭でこさえていない映画は、いいものだ。なにしろセリフのやりとりが絶妙で、細部のあちこちがおかしかったり、わー、..
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映画館だより『あぜ道のダンディ』 JUST TWO OF US(『・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・』のテーマ) 若木康輔(ライター)多くの方は無私の熱意でやっていると知っている。尊重もしている。しかし、いち物書きとしては、新しい才能を大きな声で喧伝することにどうも戸惑いがある。急いで作家に仕立てられて若いうちに潰れた者を(別分野..
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映画館だより『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』 こんな気持がわかるかい 若木康輔(ライター)自分の原則として、映画評は試写で拝見したもののプレビューのみにしている。公開が始まった作品まで書いたら、歯止めが利かなくなる。僕は作文中毒者なので、なんでも好きに書いていいと言われると、ホントにサル..
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深田晃司監督『歓待』クロスレビュー 映芸ダイアリーズ若木康輔(ライター) 今回は監督がその道の筋金入りとよく分かっているので、敬意を表する意味でも(具体的なストーリーなどの解析は他の人にお任せして)、作り手の特長を過去の事例に重ね合わせるシネ・..
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試写室だより『ショージとタカオ』 映画のあらゆる場面に尊厳を探している 若木康輔(ライター)3月上旬まで地方局の番組の仕事で仙台に数日いたばかりだった。11日以来なにに手をつけても落ち着かない。義援金を振込に行くぐらいしかまともな活動ができない。知人友人の家族が被災していた。おそらく少なく..
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映芸ダイアリーズ 2010日本映画ベストテン&ワーストテン 若木康輔、近藤典行、萩野亮、千浦僚若木康輔(ライター) ベスト 1 ノルウェイの森(トラン・アン・ユン) 2 ケンタとジュンとカヨちゃんの国(大森立嗣) 3 おとうと(山田洋次) 4 時をかける少女(谷口正晃) 5 パ..
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試写室だより『9月11日』 興奮したまま家に帰るな 若木康輔(ライター)『9月11日』を12月6日の午後、試写で見せてもらった。今年の文化庁映画賞「文化記録映画大賞」受賞作、『ただいま それぞれの居場所』の外伝みたいな映画である。『ただいま』で紹介された人たちなど、それ..
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試写室だより『信さん・炭坑町のセレナーデ』 いま、平山秀幸は何を考えているか 若木康輔(ライター)このサイトでは僕は、なるたけ作家論のアプローチで評を書かないようにしている。今度の映画は監督の前作、前々作やデビュー作、あるいは影響を受けた作家の作品と似ている、似ていない……と引き比べながら、書き..
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試写室だより『ベオグラード1999』映芸ダイアリーズ・クロスレビュー加瀬修一(プランナー/ライター) 初めて『ベオグラード1999』を観た時、これはナショナリズムへの拒絶反応や権力志向への嫌悪、右翼思想に対する批評的なドキュメンタリーというよりも、私小説という..
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試写室だより『名前のない女たち』『nude』 今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう 若木康輔(ライター)アダルトビデオ(AV)は駅前のレンタル屋さんが数年前に閉店して以来まともに見ていないし、人気女優だったという「みひろ」の存在さえ知らなかった。そんな僕が、遠慮せずに書く。 『名前のない女たち』と..
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試写室だより『ねこタクシー』 猫の映画がまた公開される、NIYAGO 若木康輔(ライター)映画評は、小学生の作文の積み立てかたで書ければ、実はそれが一番ではないかと思う。 今回の場合だと、こんな感じ。「『ねこタクシー』という映画を見ました。タクシーの運転手さんが猫となかよしになります..
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「大阪アジアン映画祭2010」(一部)レポート 俺の発見全部でなんぼや 若木康輔(ライター)3月、大阪へ出かけたついでに、〈大阪アジアン映画祭2010〉へ2日間だけ行ってきた。 見たのはアジア映画最新作の初上映が3本と、関連企画上映が2本。あと、特別シンポジウムを途中から。これだけを純..
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