記事「萩原朔太郎」 の 検索結果 80 件
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2549 菜の花の季節は春怨思慕 のどかな日本の原風景の中で「春怨思慕」(しゅんえんしぼ)という言葉を使ったのは、詩人の萩原朔太郎だ。『郷愁の詩人与謝蕪村』という「蕪村論」の中で春の句に関して、こう表現した。春怨は「若い女性が春に抱く物思い」で、思慕は「恋しく..
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2513 あなたの気に入った場所は? 詩人が描いた「港」と「郵便局」人それぞれに好きな場所がある。自宅の居間や自分の部屋が一番という人もいるだろう。あなたはどこだろう。町の本屋、喫茶店、映画館、図書館、美術館、寺や神社、居酒屋、パチンコ屋、山や海? フランスの詩人シ..
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2414 秋は「漫歩」の季節 朔太郎に誘われて詩人の萩原朔太郎は、散歩が大好きだったという。書き物をして家にいる時以外は、半日は外にいるというから、相当な散歩マニアといっていい。そのことは、朔太郎のエッセイ『秋と漫歩』に書かれている。私も散歩は..
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2331 紫陽花を見に行く にぎわいと静寂の古刹(光徳寺を創建した日意上人像) アジサイは、漢字で紫陽花と書く。中国、唐時代の著名な詩人、白居易が名付け親で、それが日本にも伝わったといわれる。ただ、白居易が見たのはライラックとする説が有力だと百科事..
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兜をかぶった朔太郎折り紙の兜をかぶった、萩原朔太郎像・・・。
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2299 若者こそ自転車は危ない! 手離しハンドルで携帯とたばこ(自転車の姿がない時間帯の遊歩道) 自転車に乗る場合、今月からヘルメットの着用が努力義務(罰則はない)になった。自転車の人のヘルメット着用率は数パーセントしかないという。事故によって頭を損傷する可能性..
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2293 様々な「桜」体験 朔太郎は花びらに涙桜の下に人あまたつどひ居ぬ なにをして遊ぶならむ。 われも桜の木の下に立ちてみたれども わが心は冷たくて 花びらの散りおつるにも涙こぼるるのみ。 いとほしや いま春の日のまひるどき あながちに..
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2220「空」に向け吠えてみよう 有明の月を見ながら詩人、萩原朔太郎(1886~1942)の代表的詩集は『月に吠える』(1917=大正6年2月刊行)だろう。早朝、西の空に白い残月、有明の月(夜が明けてもまだ空にある月のこと、季語は秋)がこちらに向かっ..
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2198 分かりやすい言葉で 朔太郎に教えられ「自分の言ふ言葉の意味が、他人に解らないというふことはどんなに悲しいことであるか。自分の思想が他人に理解されないといふことは死刑以上の苦しみではないか」。これは、詩人の萩原朔太郎(1886~1942)..
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2172 朔太郎作品もじり鋭く風刺 五輪元理事と大会スポンサーの疑惑友人が「風哲」というペンネームで川柳と「犬の遠吠え」という風刺の短文(言葉)をウエブサイト(ウォッチドッグ21)に書き続けている。最近の作で目に付いたのは、《『パリ五輪』 せめてはAOKIの背広着..
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2169 憂鬱と萩原朔太郎の詩 失望しながら前進の意志を日本近代詩の先駆者、萩原朔太郎(1886~1942)と美しい詩を追求した詩人・作家の室生犀星(1889~1962)は、親友だった。詩人で近代文学研究者・伊藤信吉(1906~2002)の『郷土絶景詩を..
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「萩原朔太郎展」~酒飲みだった朔太郎世田谷文学館で開催中の萩原朔太郎展を見てきました。以前、前橋の朔太郎生家跡を訪ねた折に、前橋文学館で朔太郎ゆかりの品々を見てはいましたが、今回はまたいろいろな発見があったので紹介したいと思います。 ..
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